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夏休みの宿題を最終日にやる小学生の魂百まで。

この土日、溜めていた仕事がいよいよやらねばまずい状態になり、一日中パソコンに向かっている。

奇しくも今は8月末。

夏休みの宿題に四苦八苦する小学生たちと全く同じ状況だ。

自分の成長のなさに改めて驚く。


小学生の時から夏休みの最終日はだいたい泣きながら宿題をやっていた。

夏休みの初めは「今年こそ序盤に終わらせるぜ」と息巻いているのだが、1割くらいやったところで、「このペースで行けば意外と余裕で終わるじゃん」と自信をつけ、その後放置。

最終日近辺になってさすがにまずいと残りの9割を泣きながらやる、という流れが毎年の恒例になっていた。


放置している最中の「あれやんなきゃいけないんだよなあ」という喉の奥に小骨が刺さったような鈍い痛みも、最終日近辺に感じる「おれはなんてバカなんだ!」という絶望もよく知っているのに、なんで治んないんだろうなと不思議に思う。

まさか社会人になっても治らないとは。


たぶんギリギリで何かを終わらせると、変な脳内物質が出てるんだろうなと思う。

絶望的な状況からなんとか間に合わせて事なきを得た時に感じるあの全能感。あの感じを一度味わってしまったクソガキは、表面上では反省してもまた同じ事を繰り返してしまうのだろう。


夏休みの宿題を最終日にやる一族の最後の倫理は、それでもなんとか間に合わせること。

この土日もなんとか乗り越えて、せめてあの全能感を味わいたいと思う。


サイトウでした。



@いえもん
ご指摘の「オーディション番組見たことない人」なので要チェックですかね!?

かるまる、月一平日なんだ笑 逆に有給の最も贅沢な使い方説はあるね。


@きっちゃん
ご迷惑おかけしております!

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