昨日こんなツイートをみました。

このツイートは結構な話題になったそうですが、皆さんはこのツイートを見てどう思いましたか？

私は「綺麗事言ってるなぁ…」と思いました。

なので今回は、なぜ私がこのツイートを綺麗事と感じたのかツラツラと述べていこうと思います。

そもそも全身UNIQLOって言っても範囲広くない？

全身UNIQLOって表現は結構使う表現だと思うのですが（私だけ？）、実際は全身UNIQLOって言っても色々あるわけで…

これも全身UNIQLOなら…

これもUNIQLOなわけで。

キャラTシャツからスーツまで扱ってるブランドで「全身UNIQLOが一番カッコいい。」はちょっと無理があるよなぁと思います。だってエヴァンゲリオンのTシャツ来てる人が街コン着て「やだ…かっこいい…」ってなる人いないでしょ？

「着飾る」ことで差を出す生き様はダサいのか？

当該ツイートでは着飾ることはダサいとされ、服装はシンプルでジャストサイズがベストとの記載があります。

しかし、ここでも思う訳です。「シンプルとかジャストサイズなんてのは時代によって変わるよね」と。

例えばいま仕事で使われるスーツだって、燕尾服を簡単にしたものだったりします。よく「男はスーツが一番カッコいい」なんて言いますが、スーツですら昔から形が変わっていますし、ズボンの丈の長さも年代によって「靴に覆いかぶさるのが普通」「靴に覆いかぶさらないのが普通」とトレンドがあります。

そもそもほとんど既製品であるUNIQLOの服にジャストサイズなんてある訳ないですしね。オーダーメイドの服をみんな着るのが本当にシンプルでジャストサイズだと思う。

UNIQLOのコスパがいいのは確かだけど…

ここまで否定続きでしたが、値段辺りの効用って話になると、確かにUNIQLOに敵う服ってなかなかない訳です。

例えば超長綿（エクストラファインコットン）を100%使ったシャツや、エクストラファインメリノを使ったセーターは他社で同じものを作ろうとしたら値段が跳ね上がるでしょう。

ただここで間違えないでほしいのは、コスパなんてのは買う人の目的によって変わってしまうわけです。例えば肌着のヒートテック。薄いのに温かいと喜ぶ人も多いでしょうが、アトピー肌の人などは肌が乾燥してしまい、症状が酷くなってしまう方もいます。エクストラファインメリノのセーターはセーターなのに洗濯できて便利ですが、薄手なので重ね着しないと真冬の寒さはしのげません。

動きやすい服装とひと言で言っても「営業で歩き回る」程度なのか「通勤時に階段を駆け上れる」程度なのかで違います。機能性とひと言で言っても「着た時にひんやりしてほしい」レベルなのか「外仕事だから汗をすぐに蒸発させてほしい」レベルかで違いますし。

人は絶対に外見で判断される

これは残酷なことにも聞こえるかもしれませんが、人は外見で判断されます。そして服装もその判断に大きな影響を与えます。

裕福そうな服を着れば優秀だと判断されますし、Tのロゴが入ったTシャツを着ると健康で魅力的だと判断されます。しかもその判断時間はたったの0.1秒ほどなんだとか…。

また着ている本人にも服装は影響を与えます。スーツを着ると男性ホルモンが上昇して金銭交渉が上手くなりますし、好きな服を着た女性は自分自身を好きになり主張ができるようになります。

そもそも今回のツイートをしているまこなり社長さんのアイコンも、ジャケットを着て、頭から上半身を映して、背景は明るくて…と印象を良くするプロフィール写真のポイントを押さえた、外見でいい印象を与えられる素晴らしいアイコンです。もう少し笑うとなおいいかも。

まとめ

話があっちに行ったりこっちに行ったりしてしまって申し訳ないので結論を言うと、

・飾らなくても美しい人は飾らなくていいんじゃない？
・でも俺はイケメンじゃないから、服で少しでも自分の印象ドーピングするけどな！

って話でした。ちなみにマコなり社長さんも「服が好きなら服を選ぶのを楽しめばいい」とおっしゃってるので、この記事は完璧に私ことブサメンカラガラの完全なる妬みでした。それではまたノシ