kikuchi / KARAKURI

カラクリ株式会社 執行役員 デジタルカスタマーサポートの推進により、全てのコールセンタ…

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カラクリ株式会社 執行役員 デジタルカスタマーサポートの推進により、全てのコールセンターとその先にいるカスタマーが最高の体験を得られるよう、日々がんばっています。

最近の記事

突然始まる利用者急増に耐えられますか?

今回のコロナショックは思った以上に長期化しているが、暖かくなってきたこともあり、そろそろ人々が痺れを切らして外出するようになり始めたようだ。日本は小中高校の急行措置などの政策の甲斐もあってか諸外国と比較して罹患者の増加が抑制できている(厚労省発表)ようだが、もう少しの辛抱で外出制限も解かれ、消費も回復してくると願いたい。 このコロナショックで観光や外食などは産業全体で大きなダメージを負ってしまったが、その一方で需要が急拡大した部分もある。いわゆる「巣ごもり消費」というもので

    • お客様からの究極の質問

      営業の現場でよく聞かれる質問の一つに以下のものがある。 よく御社と比べられる競合製品はどんなものがありますか? これにどう答えるかが非常に重要だと最近強く感じている。皆さんの会社は、自社の製品・サービスがどの会社の製品と競っているのか、明確に把握しているだろうか。 そもそも企業が売上を伸ばすにあたって、マーケティングはとても重要な役割を担う。特にSTP(Segmentation, Targeting, Positioning)の検討は事業戦略そのものだと思っている。

      • デジタルカスタマーサポートによる新しいコールセンターBCPの姿

        パンデミック下におけるBCP対策NTTドコモのコールセンターでコロナウィルスの感染者が出てしまった。幸い重症者はいないようだが、同コールセンターは当然運営中止にせざるを得なかった。BCP(事業継続計画)の観点からは他のコールセンターでカバーできる体制が敷かれており、業務が止まってしまう事態にはならなかったという。 しかし単一のコールセンターしか持っていなかったらと思うとゾッとする話だ。例えばネットショップのコールセンターがクラスター化して、あるいはクラスター化するのを防止す

        • 今起きている3つ目のデジタルシフト

          いま、3つのデジタルシフトがおきている。 1つ目は消費者のデジタルシフト。 LINEなどのメッセンジャーは高齢者も使うようになり、アマゾンや楽天市場などのネット通販で物を買うことにも慣れてきている。 2つ目はマーケティングのデジタルシフト。 2019年のインターネット広告費は2兆円を超え、テレビ広告を追い抜いた。消費者のデジタルシフトに合わせてマーケティング活動もデジタルシフトが大いに進んだ。 その結果、消費者と企業の接点はウェブ上に移り、ウェブ上でどのような体験を提供

        突然始まる利用者急増に耐えられますか?