セニアカーをねだった8歳児
私は子供の頃からぐうたら思考だった。
どの程度かというと、8歳にてセニアカーが欲しいと親に頼み込むくらいだ。
当時の私は小学2年生。ランドセルの重さに嫌気が差してきた頃だった。
下校中に目の前を通過したセニアカーを見た瞬間、今年の誕生日プレゼントはこれだ!と決めたのだった。
なぜ、自動車でもなくバイクでもなくセニアカーなのかというと、自動車は免許が必要ということは当時知っていたからだ。バイクは自転車の形状で、あんなにはやく走る乗り物に乗る勇気がなかったから。
そこで現れた