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【音楽レビュー】レイン・レインボウ / airezias

実はあなたの生活の音の中に紛れているかもしれない、バンドairezias の音。(紹介ページへ飛びます)

3週連続でアルバムを紹介。
今日は2013.11.27にリリースされた1stアルバム、レイン・レインボウ

 まず、コメントをもらったアーティストが良い。伊澤一葉(あっぱ、the HIATUS、東京事変)をはじめ、同世代ならグッと来るアーティストだ。
詳しくは下を見てほしい。(コメント特設ページへ飛びます。)

それではアルバム紹介へ。

1.日回り
名曲中の名曲。誰もが口ずさみたくなるサビは、野外フェスの大きな会場で聴きたい。
高校生でよく作れたなと思う。

2.潮騒
速い水の流れを感じる曲。海水浴のBGMに良さそう。なんだったら世界水泳のテーマソングにも良いのではないだろうか。
最大の感動ポイントは、間奏辺り。
ギターのミュートでメロディポコポコと弾く→ワウでシャワシャワザパーっと鳴らせる様子は、水中から外へ上がる瞬間そのものだ。

3.Yと雨
たしか、漫画"よつばと!"から着想した曲。R&Bのゆったりしたリズムに、ジャズ感のある太く落ち着いた音色のギター。間奏明けから、熱量がほんのり帯びる演奏が堪らない。それでいて歌詞の内容は小難しいことを言わないから、素直に頭にスッと入ってくる。

4.ageha
観客と歌えるサビ。メロディは"静"なのにリズムは"動"。さながら、優雅なアゲハチョウ。
全ての音がお互いを邪魔し合わない、アップテンポ目な曲。アウトロのギター2本がどちらもリードばり。ギターキッズならコピーに挑戦したくなるだろう。

5.ハイウェイ・スター
疾走感があり、乾燥した道を走っている感覚になる曲。セトリのどこにおいてもライブ映えする。

6.ビタースイート
優しいアコギの音から始まり、揺らぐエレキギターの音。森の中で聴きたいゆったりとした曲。軽いドラムのリズムがちょうど良い。
珍しく低音が少ない、高めの優しい声になんだか切なくなる。
巡る思考回路を愛したくなる。


CD代、ライブ代からのレポ費用にします。今のところ。