【聴いた】Present / 星野源

こんなに優しく"運命"を歌った曲が今まであっただろうか。

低く鳴る弦楽器とピアノ、黒いリズムに美しい絶望が、そこにいる。

流れる雲に"抗えない"ことを感じた。
なだめ出す運命に"諦め"を感じた。

それでも最後は、
雲を避けて救いのある一筋の光が見え、孤独でないことを見る。

前半で、くすぶりながらもソロを取っていたラッパが高らかに鳴る。
僅かな隙間に薄く伸びゆく弦楽器。

かつて地獄を楽しみ、孤独を良い形で昇華させていたところから、
希望を歌う様になったことに安堵した。


CD代、ライブ代からのレポ費用にします。今のところ。