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白山中居神社

全国にみられる白山神社のひとつで、白山信仰の白山麓にある白山中居神社です。社という概念が無かった時代から、神が鎮座された場所として祀られた、磐境(イワサカ)があります。

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縄文時代からあり、紀元前6000年前、稲作の豊作を祈願して祀られた神域とされています。神への崇拝は、ここから始まったのだろうかと感じさせる、不思議な神々しいエネルギーを感じる場所です。

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降り積もった雪が春になると溶けだして、湧き水となり、川となり、白山周辺の森林をつくりだしました。動植物の命の源です。その水が稲作をするうえで必要だったのでしょう。故に命の水、それは白山から流れてくる。だから、白山を神と崇めたのかもしれません。

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白山を遠くから拝める、この場所は、遥拝とされています。祭神は、ククリヒメ、イザナギ、イザナミとされていますが、年代から考えても、縄文人の稲作の豊作を祈願して祀られた磐境がはじまりだと思われます。

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石徹白の大杉が有名です。石徹白の大杉を見に行くときなどは、普通に熊とか猪とか居ますので注意して下さい


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