Karika

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組織や夫婦・家族のチームワークを強化したり(http://happy-marriage.blog.jp/)、人がその人らしく生きることのお手伝い(http://www.karikacoaching.com/)をしたりしています。

マガジン

  • 家族というチームで進む中学受験

    家族がチームになって子供をサポートしていく― そんな中学受験を目指したパーソナルコーチ/関係性コーチである私の体験記。親子、夫婦の関係性やチームワーク強化のポイントも。

最近の記事

中学受験を完了させる

子供の中学受験が終った直後のことです。 念願の志望校への進学も決まり、さあ、スッキリこれまでの分を取り戻してやりたいことやるぞー!と思っていたのに、気がつくと受験パパママのブログや受験掲示板を徘徊していたりして、受験生の親をどっぷり引きずっていました。 ようやく自分の中で区切りがついたと感じたのは、自分の体験をブログ記事に書いた時でした。 ここで始めて、 「私、完了してなかったのか」 と気がつきました。 完了とは、「次のステージに入る前に、今いる場所での経験を振り返り、

    • 試験当日待ち時間のおススメツール

      試験当日、保護者は学校まで子供を引率し、試験終了後に迎えに行くのがほとんどだと思います。 学校が都心にある、自宅から近いなどの場合は、一度学校を離れどこかで時間をつぶしてまた学校へ戻るということもできますが、校外の学校や近辺にカフェやレストランなど長時間を過ごせる場所がない場合は、校内の保護者控え室で子供を待つことになります。 私の印象では読書をして過ごされる方が多い気がします。実際、私もそうしました。しかし、試験の時間は結構長く、途中で集中力が切れてしまうことも。 加えて

      • 中学受験をさせるという選択

        自分の子供に中学受験を勧めるかどうかについては、ご夫婦など(場合によってはご実家のご両親なども含めて)でよく話し合われてスタートされていると思います。 そんな時、受験させるさせないで意見の相違を見ることも多いのではないでしょうか。 で、この議論、意外とピリピリしたりしませんか? 自分が経験してみてわかったことですが、こと中学受験での「選択」は、親の経験が影響するということです。 自分が中学受験をしたのか、しないのか。 その結果、どのような学生生活を送り、それは今の自分に

        • 「クラス昇格が怖い」当時のログから

          塾から電話があり、月例テストの成績が良かったので来週から上のクラスに上がってくださいとのこと。 娘は喜びもつかの間、「怖い」と言い出しました。 小さい頃から未体験のことに対してものすごく慎重で、負けず嫌いなところもあり、「上のクラスについていけず、また下のクラスに戻ってしまう」ことを心配している様子です。 翌週、ちょっと早目に塾に行き、一緒に先生に相談してみました。 先生は当然、「大丈夫。○○ちゃんならできるよ。一緒にがんばろう!」と言います。娘も「次の月例テストまで

        中学受験を完了させる

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        • 家族というチームで進む中学受験
          10本

        記事

          中学受験生の子どものために親ができること

          子どもがいつまでたってもやる気を出さない。 何度言ってもゲームばかりしている。 ○○ちゃんは「息抜きは勉強」って言っているのに、まったくうちの子は。 テストでは何度も見直しするようにってあれ程言ったのにまたケアレスミスして。 もう、本当にイライラする。 中学受験は、いろんな意味で、親にとって刺激的な事柄が頻繁に発生しますよね。 そんな時、つい、こんな言い方をしてしまいがちになります。 「何回言ったらわかるの?」 「いつになったら本気になるの?」 「○○ちゃんはもう△△問題

          中学受験生の子どものために親ができること

          目の前で子供がキレていたら

          小学校高学年というと10代前半、思春期に入ってきます。感情の振り幅がこれまで以上に激しくなり、コントロールする力もまだまだ未熟です。というよりも、むしろ最大限に吹き出している時期と言っていいのかもしれません。 ムカクツ!( *`ω´) と悪態をつきながら、バタバタ音をさせて宿題を広げているのを見ると、「そんなんならやめちまえ!」と、つい声を荒げたい衝動に何度もかられました。 だけど、感情的になっている相手の影響を受けてこちらも感情的になってもいいことは何にもないんですよね

          目の前で子供がキレていたら

          中学受験によって夫婦の関係性はこう変わった

          前回は、受験を通して子どもとの関係性がどのように変わったか、そして私が気をつけたポイントをお伝えしました。 今回は、夫との関係性について、気をつけた点と変化した点をお話したいと思います。 (1)「経験者/未経験者」のパワーバランス私は中学受験を経験していたのは私だけで、夫は親戚や学校の友達など周りにも中学受験経験者はいませんでした。また、夫は地方出身ということもあり、「私立は公立へ落ちた子が行くもの」というイメージがありました。 このような背景から、受験生活が始まったら

          中学受験によって夫婦の関係性はこう変わった

          中学受験によって親子の関係性はこう変わった

          「考え込むよりやってみよう」と選択してみたものの、想像通り山あり谷あり嵐ありだった中学受験。個人的には、ほぼほぼ「滝つぼの中の修行時間」であった気もしますが、この受験生活を通して私たち家族の関係性もずいぶんと変わりました。 せっかくですので、自分の整理も兼ねて、関係性の変化やより良い関係を作るために自分が気をつけていたことについて書いておきたいと思います。 まず、今回は子供との関係性について。 (1)パワーバランスの変化受験勉強が始まってすぐに起こったのは、「学歴のある

          中学受験によって親子の関係性はこう変わった

          【学校見学】組織と関係性のコーチのアンテナで見ていたもの

          システムコーチングという組織をチームとして活性化する仕事をしています。 企業訪問した瞬間から組織が今どんな状態なのかを掴むリサーチは始まっていて、目に映るもの、聞こえるもの、聞こえないもの、雰囲気など5感をフルに使ってその組織の社風・雰囲気を見立てていきます。 なので、職場に足を1歩踏み入れた時から(正確には、その手前、職場に近づいた時から)私の中のいろんなアンテナがにゅにゅにゅーと伸びて、勝手に情報収集が始まります。 実は子供の学校選びをするに際して、このアンテナがと

          【学校見学】組織と関係性のコーチのアンテナで見ていたもの

          私が中学受験についてちょっと伝えてみたくなった訳

          我が家には一人娘がいます。中学受験をして現在私立中学に通っています。 (2020.9追記:現在高校生です) 子どもに中学受験をさせることについては賛否両論あると思いますが、我が家の場合は「中学受験にチャレンジしてみる」という選択をしました。ただ、親としてそしてコーチングという分野でプロコーチとして仕事をしている私個人として「本人の意思や希望をできるだけ尊重したい、暗く辛いだけの受験生活を送らせることは避けたい」と思っていました。 幸い私はプロコーチとして、自分の願いに沿っ

          私が中学受験についてちょっと伝えてみたくなった訳