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腸閉塞‥


あまりのお腹の激痛に、

一旦出勤したもののすぐまた家に戻り、

何とか病院に入院することになった私。


腸閉塞と診断され、入院した。

ちょうへいそく


平仮名にしたら、他国の、誰かの名前みたい笑


そんな馬鹿言ってられない‥


腸閉塞自体が漫然としかわからず、

名前の響きから、

そんなに重い疾患ではないと思っていた。


確か妹が赤ん坊の時なって、

母親がたいそう心配したと言うのを聞いた気がする。


それにこの歳でなった。


約3年前のお腹の手術の影響かもしれない。

お腹の手術をしたことがある人だったら

誰でもなりやすい疾患らしい。


ストレスも要因になるらしいが、


それも大きいと思ってる。


前にも載せたが、

1月から新しい職場になった。

そこに来て

10月に子供を産んだお嫁さんが、

マタニティブルーになったり、

そこに向こうの親が絡んで、(彼らは絶対毒親)

すったもんだあって、

週末孫の子守りしたりしていた。

また我が家に、

この1月あった能登半島地震の被害もあり、

各種手続きに奔走もし、

確定申告もあった。


そんな3ヶ月に身体が耐えられなくなっていたのだ。


周りが動いてくれないので、

一生懸命アレコレやってきて、

結局は辛い思いするのは私だった。


腸閉塞の治療には、

イレウス(腸閉塞)管っていうのを鼻から

腸まで入れて、浮腫んだ腸の中に溜まっていた液体(胆汁その他)を出す治療から始まる。


そのイレウス管を入れられるのが、辛かった😭

「鼻から麻酔のゼリーをすすってください。」

と言われても、

効かないじゃん!

ってくらい苦しかった。

吐き気は襲ってくるし‥おぇ

そんな中、心の支えになったのは、

耳元で囁いてくれる看護師さんの言葉。

処置開始からずっと私を勇気付けてくれた。


「辛いねー。」とか、

「あと半分だからね。」

とか言ってくれた。

これで頑張れたと思った。

人の言葉には力がある。

彼女の声は恐怖に怯える私にとっては、

神の声のように聞こえた。


その後は禁水食‥涙

汗っかきの私から水を奪うのは

地獄

とうとう喉がカラカラで声がよく出なくなった。

約5日くらいは痛みと吐き気に耐え、

お腹が少し安定した後、

医師から水を飲んでもいいと言われた。


急に改善されたと思ったが、

気休め?に過ぎなかった。


毎日、毎日 レントゲンを撮り、

腸の様子を見るが改善されなかった。

その間3回位管を進め、

最終的に2m30cmがお腹に入った。

そして9日目に、



外科の先生が突然現れて、

「良くならないから、明日手術をします。」

と言った。

がぁぁぁ〜ん!

と、漫画の吹き出しのようなのが出た、

ショックの表情をしていたに違いない。😱


「あの辛い日々は何だったのか?」

と思い、ボソっと呟いたら、

看護師さんから

「そうだよねー。」

と言われる。


その病棟での日々は、献身的に看護してくれた

看護師さんにひたすら感謝であった。


とうとう、やってきたか開腹手術〜😭

運が悪い私の予感が当たった!


翌日に備えて、その日はお風呂に入って、

しばらく飲めないだろうピーチティーを

一口、二口飲んだ。


続く


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