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ある日見た夢。

去年の夏。身も心もボロボロだった私は、実家で療養することになりました。

眠剤を飲んでも眠れない日が続き、飲めば足のムズムズが悪化するばかりだった頃、薬を飲むことを放棄していた時期。昔入院したときに、「眠剤なんて飲まなくても、二日も起きてれば身体に限界がきて眠れる」という言葉を信じて…


とても暑い昼でした。ほんの少しだけうとうとと眠った瞬間に、私の心に鮮やかに焼き付いた夢を見たのです。

何もかもなくしてしまったと涙にくれる私に、ある人が言葉を投げかけ、そしてひどく納得して目を覚ましました。


本当につかの間の、多分一瞬の夢。


それをなんとか漫画に描き起こしたくて去年からあがいていたのですが(そんな前からか)、何を思ったのか普段カラーの漫画を描いているくせに、モノクロの、いわゆる印刷できるタイプの原稿を作ってしまったのです(※デジタルの話ですよ?アナログ原稿では何十枚と描いてきました)

夢が短かったので、数枚で終わるかなと思っていたのですが、勝手がわからず描き始めた下絵の状態で予定枚数を突破。iPadの中で一年間熟成される羽目になったわけです。

思い立って、デジタルモノクロ原稿にペン入れ等をしてみたところ、「…デジタルでモノクロ漫画って難しいね?」と再確認。私は板タブを使っているので(むしろパソコンに外部入力端子がないため、液タブは使えない)、ペン入れは基本iPadになります。

ただね、iPadはパソコンのモニタの四分の一程度しかなくて、全体像がよくわからず…さっきクラウドからパソコンに落として確認してみたら、案の定「あんぎゃあ…!」な感じで。印刷原稿をデジタルにするとこんなにでかいのかな…?と頭抱えました。あとフォントの大きさが見当つかず、iPadで見たときの感覚の大きさにしてみたら、パソコンで見たらデカいデカい。印刷してみて感覚つかむしかないのかな……


……話が著しくずれましたね。そんなわけでそんな手探りで作ったデジタル原稿がこちら!


コミック5


完成サイズがB5なので、文字がとてもデカいのがわかりますね(溜息)

夢に出てきたのは私と実在の人物ですが、自分はともかくもう一人の登場人物の“今”が全くわからず、わかったとしても描ける気もせず。しょうがないので自分のオリジナルキャラとして、割と設定が細かく決まっているキャラを登場させました。その一人が上の画像のひとです(英国人科学者)

もう一人は結構自分を投影してしまった少女(14歳くらいで大学行っちゃったのですが、この辺の設定を固めたのが大学在学中で、かつ、遺伝子に関することがさほど世に出回っていない時期に話を組み上げてしまったので、もう世の中に出すことができなくなりました)

その少女を私の代理として漫画に起こしました。

もうここまで描き進めたら直すのもめんどくさいので、練習作として夢のお話を完成させようと思います。

完成したら画像サイズとかいじってどっかで公開できたらいいなぁ…


夢で見た内容に、今の私からの言葉を添えて……


もやもやしてる気持ちがまとまりますように!

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