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書くことについて 二人のひとりごと

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ライターで友人のマツオカミキさんとの交換ノート。 「書くこと」をテーマにした、手紙のような、ひとりごとのような文章。
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2018年の「書いたこと」と人生の目標

2018年の「書いたこと」と人生の目標

ライターで友人のマツオカミキさんとの書くことに関するこの交換ノート。最終回になる今回は、ちょうど年末も近づいてきたことですし、この1年間を振り返りたいと思います。

1年前の今頃も、振り返りのnoteを書いていました。

そこで私は、2017年を「ぐんぐんと進む1年だった」と言い、2018年は「見つけた山をじっくり登っていくような1年になりそう」と書いていたんですが、今は「本当にその通りの年だっ

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届けるために書いていた頃

届けるために書いていた頃

ライターで友人のマツオカミキさんとはじめたこの交換ノート。今回が12回目。次に私の番が来たら、おしまい。最終回です。はやいなあ。

前回のミキティの文章は「書けない時の理由」がテーマでしたが、今の私がまさにそれ。書けない。

理由は、ただただ疲れているから。今書いているこの文章、公開は12月13日の予定ですが、実際に書いている今は11月30日で、ついこの間、こちらの長文noteを書いたばかりで

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感動の種

感動の種

どんな時に感動するんだろう?

ライターで友人のマツオカミキさんとはじめたこの交換ノート「書くことについて 二人のひとりごと」。今回は、ミキティからの問いかけをもとに、「感動」について考えてみる。

ミキティの「感動」についての記事はこちら。

ミキティは自分の感動の種を「音、光、言葉」の三つが関係していると書いていて、それじゃあ、私は一体何に感動してきたかな、と。

それで、「これを通らなかった

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書くことは愛情表現だった。

書くことは愛情表現だった。

私がインターネットで文章を書くようになったのは、今から15年くらい前のことです。友人にすすめられたブログで文章を書くようになって、それから、これまたすすめられてはじめたmixiで、毎日、日記のようなエッセイのような文章を書くように。

その頃から文体について言われることが多くて、自然と、私は自分自身の文体というものを意識するようになりました。

ライターで友人のマツオカミキさんとはじめた、「書くこ

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取材記事、エッセイ、小説。それぞれの書き方と結論について。

取材記事、エッセイ、小説。それぞれの書き方と結論について。

この交換ノート企画のお相手、マツオカミキさん(以下ミキティ)とは、季節ごとに一回、会って話をする。

私たちは、たぶん、根本的な価値観は似ているのだけど、その他の細々とした部分がことごとく違っていて、その同じところと違うところをずらりと並べてみて、「ああでもない、こうでもない、ああだね、こうだね」と語り合う。そんな時間を持てる相手がいるのは幸せなことだなあと、いつも思う。

ミキティも私も、お互い

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書く環境、書く道具。

書く環境、書く道具。

同じライターで友人のマツオカミキさんとの企画、「書くことについて 二人のひとりごと」。担当2回目の今回は、ライター歴3年の私の書く環境や道具について、自己紹介も兼ねてお話ししようと思います。

すごいノウハウがあるわけでもありませんが、なにかの参考になれば。

■プロフィール

まずは、私のプロフィールを簡単に。

フリーライター3年目。その前は、10年くらい会社員で人事やキャリアカウンセラーの

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どうして書くんだろう?

どうして書くんだろう?

「届けたいと思わないなら、なんで書くんですか?」

ライターの先輩で友人、ミキティことマツオカミキさん(@matsuo_mk)にそう言われたのは、彼女と2度目に会った時でした。

フリーライターとして「書く仕事」をしている私たち2人が、「書くこと」について考えたいね、とはじめた全14回の公開交換ノート企画「書くことについて 二人のひとりごと」。今お読みいただいているこのnoteは、その交換ノートの

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