見出し画像

仕事のベスプラ(6):失敗を記録する。

大事な資料で初歩的な計算をミスした。お客さんとのアポをすっかり忘れていた。出張時にスマホが故障して、道に迷ってしまった。

どんなに仕事に慣れたと思っても、やっぱり失敗はしてしまうものです。社会人経験約15年になる私も、今なお、日々失敗を繰り返しております。

失敗は恥ずかしいし、すぐに忘れたいと思うわけですが、ちゃんと直視して、原因を究明し、再発を防がないと、必ず同じ失敗を繰り返すことになり、ビジネスパーソンとして成長できません。

失敗をきちんと振り返るためにオススメしたいベスプラは、失敗の記録をつけるということです。

私の場合、「失敗ログ」というエクセルファイルを作っていて、表形式で、仕事上のミスを列挙しています。

表のヘッドラインには、失敗した日、失敗の種類、失敗の内容、反省点・再発防止策を淡々と書いていきます。

失敗の種類は、「ケアレスミス」とか、「準備不足」とか、「コミュニケーション不足」とか、自分なりに失敗を分類しています。

この作業を続け、ある程度失敗が溜まってくると、たぶん、自分がいかに同じような失敗を繰り返しているかがわかり愕然とします(笑)。例えば、私は何がしかのレポートを作った時に、誤字脱字が非常に多いです。

なので、対応策として、上司に提出する前に、プリントアウトして、ペンでなぞりながら、黙読をするようにしました。すると効果は絶大で、誤字脱字もぐっと減りました。

実は、コレ、受験生時代に、いつも同じような間違え方をする自分自身に苛立って、間違えた問題をひたすらノートに記録して、復習に使ったという経験を応用したもの。この手法を開発してから、目に見えて成績が伸びたので、仕事で使っても、効果があるはずと自負しています。

些細なミスが連鎖して大きな失敗につながるというにはよくある話です。大きな成功を目指す前に、小さな失敗を潰していく。そのために、失敗の記録を付けてみては如何でしょう?


頂いたサポートは全額、「1型糖尿病」の根本治療確立のために寄付させていだきます。