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結局、ゲリラ撮影ってどうなの?(初心者の映画制作講座)

この記事は、「映画/動画が作れるようになるメールマガジン」の過去のものからピックアップしてご紹介しています。

これまでほんと、書こうかどうか迷ってきた内容です。

ゲリラ撮影について、です。

もちろん撮影には常に許可が必要です。

以上。

・・・だといきなり終わってしまうので、仕方ありません。

あくまで、参考になれば、と思うので、
人から聞いた話」をお伝えしましょう。

この連載は僕の体験談のみを書く、という趣旨ですが
すみません、今回だけ例外ということで許して下さい。

とある、赤の他人の経験談です。
全く知らない人の話です。

ゲリラ撮影の現場、つまり屋外撮影ですね、
ここではいろんな言葉で話しかけられます。

あ、いや、かけられるそうです。

「何をやってるんですか?」
「何やってんだ!」
「困るんですよ」
「ここはちょっと」
「・・・おい」
「誰の許可取ってんだ」

そして、話しかけてくる方々は、次のような人達です。

近所の人、警備員、警察、係員、店員、管理人、露店を出してる人・・・

とある赤の他人は、これらすべての人たちと対峙してきたそうです。

これを、融通のきく順番に並べかえるとですね・・・

・・・あ、ごめんなさい。

やっぱりこの辺は自粛しときます。
人の話なんですけどね。

「書けない」「記録に残せない」話もけっこうあるので、
よかったら僕のワークショップなどにお越しください。

ともあれ、
場合によっては、その場で撮影が続けられるよう交渉しないといけません。

途中まで撮影が進んでいる場合とか、
どうしてもその場所が重要なロケ地だったりする場合ですね。

一つだけ書きましょう。

一番融通のきかないのは、
自分に決定権のない人間です。

相手がどんな立場の人間なのかを考えて、
交渉できそうか、まったく交渉が時間の無駄か、
を判断するようにしましょう。

まったく交渉ができない場合は、
「個人映画を撮ってました」と自己紹介をして
ややこしくならないうちに謝って早々に立ち去りましょう。

そもそも、撮影前のチェックも欠かせません。

まず、目立たない場所がいいでしょう。
そして、退散ルートも事前に確認しておく。

警備員が来たらすぐに知らせる体制も大事です。
曲がり角などにスタッフを配置し、“異変”があれば手信号を送る。

見通しのいい場所での撮影は、撮影と並行して
スタッフが別の場所を探しておくと効率的です。

また、撮影場所がどこなのか、
後から特定できないように撮影することも必要でしょう。

・・・なーんて、
今回の話はすべて、
僕には到底理解できない蛮行なんですけどね。

「赤の他人」の話ですからね。ええ。



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