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市川三郷町の財政状況資料集より(経年の評価報告の整理)

 毎年、市町村が、各々の財政状況を自己分析して、総務省に報告している財政状況資料集からの引用です。出典:市川三郷町:財政状況資料集の公表


経常収支比率

・県内平均を越え悪化したのは2013(平成30)年以降。
・全国平均を越え悪化したのは2020(令和2)年以降。

将来負担比率

県内平均、全国平均を2011(平成23)年から越え悪化している。

経常収支比率のうち「その他」の比率

公共事業等への繰出金

・下水道会計と、簡易水道会計への繰出金が、同規模の隣町と比べ多い。
・病院への繰出金も、新型コロナ関連の国からの補助がなくなるとどうなるか。

公共下水道事業

市川三郷町公共下水道事業経営戦略(令和3年2月)

●経営基盤の強化
令和 6 年 4 月 1 日に企業会計へ移行する予定。

P5-1より

※総務省では平成 17 年に、使用料単価で汚水処理原価を回収出来ない事業にあっては、まずは使用料単価を 150 円/㎥に引き上げることを示している(平成 17 年 1 月 21 日全国財政課長・市町村課長合同会議資料)。
現状での使用料単価は流域が約 108 円/㎥、特環が約 118 円/㎥であるため、今後の人口減少による使用料収入の減少が懸念される

P4-24より

・下水道使用料金について(現行)
  (令和1年10月から改定はありません)

市川三郷町には、4つの排水処理事業があります。三珠地区・市川地区(ともに一部地域を除く)は流域関連公共下水道。六郷地区は特定環境保全公共下水道。三珠地区の一部地域(中山・下芦川)・市川地区の一部地域(藤田)は農業集落排水。さらに三珠地区の一部地域・市川地区の一部地域は戸別浄化槽により排水の処理を行っています。それぞれ料金計算が異なります

市川三郷町には上水道と簡易水道の2つの水道があります。市川地区(山保・別所・沖村・入地区を除く)は上水道、三珠地区・市川地区の一部地域(山保・八之尻・入地区)・六郷地区は簡易水道によって皆様のお宅へ水道水を供給しています。それぞれ料金計算が異なります


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