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シュトーレンの会 @閒-awai-

13年前、友人に教えてもらった「シュトーレン」という食べもの。

ヤマシタさんの「シュトーレンの会やります」というツイートを見て、「行きます」と反射的にコメントし、そうそうたるデザイナー&イラストレーターさんたちの中に、一人お邪魔してシュトーレンを食べ比べてきました。

シュトーレンとは

シュトレンとはドイツ発祥のクリスマス菓子で、表面に粉砂糖などをまぶした、ゴツゴツした見た目が特徴。中身は、小麦粉生地を発酵させたパン菓子で、ドライフルーツやナッツなどが練り込まれている。もともと、キリストの誕生を待つ4週間の待降節(アドベント)の期間、少しずつ切って食べるもので、その間、味が徐々に変わっていくのが楽しめる。
東洋経済オンラインより)

片面だけ二段腹のようになっている独特の形は、キリストが包まれている様子をまねている、と当時どこかで読んで、「えっ、薄切りにしていいの?」と思ったのはここだけの秘密。

本会のシュトーレンたち

なんと14種類。参加者、6名だったんですよ。ひとり2本以上あったんですね、愛ですね。食べた順番に並べます。

左から、①ブーランジェリースドウ プレーン、②紀伊国屋     

ブーランジェリースドウのプレーンはしっとり、中のフルーツも調和がとれていました。 

紀伊国屋のシュトーレンは安定の味。ふわっとしています。飽きずにたくさん食べられそうな安定感。

EPPE チョコレートシュトーレンBon Vivantブーランジェリースドウなごみ   

EPPEのチョコレートシュトーレンは「シュトーレン苦手な人でも食べられそう」な味でした。おいしかった‥。チョコレートシュトーレン、初めて食べましたがチョコが主張しすぎず、いい感じ。 

Bom Vivantはスパイシーな香り&オレンジの香りが強め。おいしかった…私は、パンのような少しのふんわり感+香りが強いものが好きそう。

ブーランジェリースドウの和みは、ヨモギベースのシュトーレン。小豆とクルミが入っていますが、主張せず、全体的に調和がとれています。すごい。推したい。

EPPEのチョコレートシュトーレンを食べて、「これははお酒が…!」ということで、イチローズモルトが入りました!(ごちそうさまでした…)イチローズモルトの香りの軽やかさとチョコレートと香りが相まって最高でした。

ロイズエクラデジュールマンマーノ   

重量級だったロイズ(家族4人で満足できる大きさ!)。ドライフルーツとラム、オレンジの香りが特徴的。「パン屋さんのシュトーレン」。

エグラデジュールも重量級。それはマジパンが中に入っているからでは、とのこと。正方形の断面のど真ん中にマジパンが同じ太さで入っている美しさはさすがケーキやさん…ジューシーで柔らかく、まるでケーキを食べているよう。箱も、とてもおしゃれです...!

マンマーノのシュトーレンも、ずっしり系。バターの香りが華やかでした。一度粉糖をつけ、バターに浸漬したあとにまた粉糖をまぶすらしい。

  

わざわざチクテベーカリー⑪ビゴの店 

わざわざのシュトレンは「かたい」。そして、さっぱりしていて、ストイックな味。たまごも砂糖もバターも使わないで作られています。チーズ載せて食べたいとの声多数。

チクテベーカリーは、ごろっとしたラム漬けのイチジクが特徴的。ドライフルーツやナッツを食べている、そんな気分になるベーカリー。(予約が超絶大変らしい…)

ビゴの店のシュトーレンは、ミルクの味と香りがたっぷりするシュトーレン。「子供と食べられそう」な味。私はこのタイミングでこれを食べられて、なんだかほっとしていました 笑

和楽紅屋Patisserie Yu Sasage、⑭Dans Dix ans

和楽紅屋は大納言がぎっしり詰まった、さっぱりとした味。普通、シュトーレンはラム酒で漬けることが多いですが、こちらは焼酎で漬けているみたいです。
Patisserie Yu Sasageはナッツとマジパンが入っていて、しっとり系。ケーキ屋さんのシュトーレンという感じ。
Dans Dix ansはふち部分がさっくりとしているのに、ぎっしりおいしい。オレンジピールも良かった。これも、調和がとれていておいしかった…。今日の朝ごはんにもいただきました。

閒 magiなるものがあるんじゃないか

noteユーザーなら一度は聞いたことがある「閒-awai-」。扉の外から店名を見つけたときの嬉しさと、入ったときの地下の隠れ家感(でも暖かい)が素敵な空間でした。

食品の提供場所にスポットライトが当たり、もてなし側と、もてなされる側が暗くてなんだか奥行きがある。ほどよい緊張感と穴蔵のような心地よさ。

そして、なぜか撮る写真がだいたいおしゃれに見える!(※私比) ライトニングのお陰なのか?食べるだけじゃなく、帰ってからも続く満足感。

そして、美味しいほうじ茶や、紅茶をいれていただいた器の縁の、くちびるへのあたりかたが心地よかったのです。

この心地よさ、なんだか口づけみたいなんです...!(現場では恥ずかしすぎて言えなかったからここで)

詳細はこちらから~。
割烹も中国茶の会も素敵そう。ご飯好き、ご飯とお酒だけで三時間過ごせる、そんな友達ときっとまたお伺いします。

番外編(インスタの写真まとめ)

最後に、予習のために、noteに貼ってあったインスタ写真をそのまま載せます~。どうだ、おいしそうだろう~!

Bon Vivant (札幌 )

和楽紅屋

ブーランジェリースドウ

ブーランジェリー&カフェ マンマーノ

Patisserie Yu Sasage

・閒-awai

美味しいもの好きのみなさんとの時間は、発見が多かったし、純粋に楽しかった。背景は違うけど、「食」って素晴らしいなぁ。

おしまい!

もし・・もし、サポートいただいた場合は、それを軍資金としたnote関連企画をしようかと思います。