柏木公宰のエッセイ 第五十七回「意外な得意スポーツ」
最近野球がやたら賑わってますね。
スポーツに疎い柏木にとっては全然ついてこれない話題なのですが・・。
でもやっぱり野球の才能があるのってすごいですよね。
単純に筋肉をつけるだけではなく、技術力も身につけていかないと上手くならない。
ボールの持ち方ひとつだけで軌道が大きく変わりますし、バットのどの部分に当てるかで伸びが変わります。繊細です。
もちろん野球以外の全スポーツに言えることですが、頭使うんですよね。でも頭脳で理解したからといって、すぐにできる訳ではない。
試合中、冷静に考えて打つ、投げる、走るを感覚的にやってるからこそプロはすごいなと思う。
僕は野球やサッカーがあまり得意ではありません。
理由は「考えながら動く」ということを感覚的にやるのが苦手なのです。
どうしても頭で理解してそのあと動くというのが上手くいかない。
なので実はほとんどのスポーツが苦手だったりします。
今思えば、役者として舞台に立つときも考えながら役を演じるのが苦手だった気がします。
とにかく練習したところを無心でやるので精一杯だった気がします。
ダンスをするときも手の動きや、足の動きなどを考えて動かさないといけないので苦手だった気がします。
そんな運動音痴の柏木ですが、学生時代得意だった意外なスポーツがあります。それは・・「高跳び」です。
体育の時間いろんな競技をやらされましたが、その中で一番結果を残せたのが高跳びでした。
「高さに合わせて自分で歩幅とスピードを調整して飛ぶ」ということを考えて動くことができた唯一のスポーツでした。
今はどれだけできるか分かりませんが、また機会があったらやってみたいな高跳び。
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