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モンテッソーリ教育の学校を選んだ訳

こんにちは。
メキシコ地方都市在住のrinaです。

今回は夫の海外勤務に帯同することが決まってから今の学校に子供達が通うようになるまでの話です。

夫は生活の基盤を整えるべく、私達母子より3か月程先に渡墨していたのですが、その際にこちらの私立の人気の学校は空きが中々でない為引っ越し前に学校を決めておいた方がいいとの連絡がありました。

余談ですが私の住む街には全日の日本人学校もあります。が、これは選択肢にはなりませんでした。
というのは私自身小学生の頃海外の日本人学校に通っていた現地の言葉も喋れない名ばかりの帰国子女で、ずっと現地の文化に触れたり友達を作ったりしてみたかったという想いがあったからです。これは子供達に良かれと思っての選択でもありましたが親のエゴだったかなと今でも心に引っかかる事もあります。

話は戻り私は親子で実際に学校を見てから決めたかったのですが、仕方なく夫が見学に行った2~3校の中から子供が一番元気だったという幼小中一貫校を選びました。メキシコでは治安の問題もあり、中流階級以上の外国人子女が公立の学校に行くことはほぼありません。またコストも高額な所から比較的リーズナブルな所とさまざまで、日本の私立の小学校のような特別な選択ではなく、日本で私立の幼稚園を選ぶような気楽さです。

その学校は自宅から徒歩でいける所だったので楽ではあったのですが、私はあまり好きになれませんでした。

理由は色々あったのですが一番大きかったのは当時幼稚園児だった次男の宿題があった事です。
幼稚園児の宿題はメキシコでは一般的なのですが、工作などの課題がしかもいきなり前日くらいにメールで連絡がくるという。
幼稚園児の宿題=親の仕事ですよね。しかも明らかに親や宿題請負業者(こういったニッチな事を頼める人がメキシコには結構います。)が作った作品を提出しても全く問題ないという。。これ意味ありますか??
何だろう、何か宿題を出してくれる学校の方が安心という心理がメキシコの保護者にもあるのか、とにかく宿題のない幼稚園を探そうと私は動き出しました。

そして今の街で私の知る限り唯一の宿題のない幼小中一貫校が今子供達が通うモンテッソーリ教育の学校だったのです。

日本の公教育に違和感があり、日本で長男が通ったザ昭和マインドの幼稚園でそれが決定的となっていた私はずっと興味があったオルタナティブなスクールに子供達を転校させる事にしました。

ちなみにメキシコの私立の学校は毎年年会費を払うシステムでまとまった入学金というものが存在しません。
なので親も子供に合わなかったなどの理由で気軽に学校を変えます。これはすごくいいシステムだなあと思ってます。







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