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真剣に作ったものは人を魅了する

皆さんはマンガお好きですか?
私は恥ずかしながら、あまり読んだことがありません。

マンガを知る為に、京都国際マンガミュージアムに行ってきた。

昭和初期の小学校を再利用したミュージアムで、レトロでいい感じ。

竹宮惠子という人の展覧会が開催中で、スケッチや肉筆原稿を見た。
驚いた。
1つのコマにこんなに力を注ぐものなのか。
筆使いの繊細さ、緻密さ、細やかさといったら、ふーと溜息が出る。

その上、セリフも、ストーリーもあるのだから、マンガってどれだけの労力がかかってるのだろうか。

『エルメスへの道』というエルメス社の依頼で作られたマンガの原稿が展示されていた。
職人が乗馬用の鞍を縫うシーンが描かれている。

そこにあったセリフ

鞍の性質上
糸がゆるんで
革がずれたり
しないよう、
また一本の
糸が切れても
安全なことが
求められたのである。

このセリフと職人が縫い上げる絵は、目の前で本当にその姿を見てるみたいな感覚になる。

マンガってすごいなぁ

ふと周りを見渡すと、館内には一心不乱に読む人々。
まるで、何かにとりつかれてるみたい。

立ったままの人、地べたに座り混んでる人、カップルで座ってるのに、お互いの存在を忘れて読みふけっている人たち。

こんな風景を見たことはない。
魔法で石に変えられたみたいに、動かない。

皆さんもマンガを読む時は、そうなんでしょうか?動かないくらい集中しちゃうの?

きっと必死に描いたものが、人の心を動かし、別世界に連れて行ってるのだろう。

私も文章を書くときは、もっと必死に書かなければ!と熱くなった。
だってあんな必死に描かれたものじゃなくて、このnoteを読むことに時間を割いてくれる方がいるのだから。

もちろん、かるーい文章も好き。
真剣に、真剣に、かるーい文章を書こうと思う。

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