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あいみょんと勇気

車の中でRADWINPSの曲を聴いていた。するとある曲で女性の声が聞こえた。曲名を確認すると「feat.あいみょん」の文字。あいみょん? ゆるキャラ?

もちろん、ゆるキャラの歌ではなく、その女性の声は、MISIAのようにベテランの風格があるけど、新鮮な空気が流れていた。夫にあいみょんは誰なのか尋ねても、知らないという。

あいみょんについて調べると、2018年12月たちまち、あいみょん一色になった。車の中は常にあいみょん。常にブームに乗り遅れる我が家にもついに、あいみょんの波がたどり着いた。

スピッツ思わせるような懐かしさもあって、心地いい。でも、本当に心が動かされたのは「生きていたんだよな」
何回聴いても泣きそうになって、唇がプルプルふるえちゃう。
こんなことを表現する勇気って、すごい。私は自殺についてなんて、怖くて書けないもの。批判を恐れず本当に思っているこを書くって怖い。「生きていたんだよな」っていう言葉もすごく暖かい。

今年の紅白はあいみょんが楽しみで楽しみで、夫婦でテレビの前に、黙ってへばりついた。どうか、下手でありませんように、と願いながら。いつも聴いている歌唱力と違ったら、がっかりだもの。

歌い終わると、二人で叫んだ。

「うまい! 」

当たり前、歌手だもの。親戚の子供の発表会ではないのだから、でも胸を撫で下ろした。
夫も嬉しそうだ。でも、出演時間が短いことに対して
「ちょっとしか、歌わせてもらえてない」
と"親戚のおじさん"は不満げだった。

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