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あの頃の心躍る音楽はみんな「MD」に収められていた

アラサー(というか30+の人たち)が思わず反応してしまうワードを言います。

MD――ミニディスク。

iPod(これさえ既に過去のものですね!)より前、カセットテープより後、
その微妙な間の時期に音楽メディアとして短期間ながら覇権を極めたことがあるメディア、それがMDです。
かしまさの体感だと2000年~2005年くらいでしょうか。

今では面影もないMDですが、2000年台前半というと
今30そこらの人たちが中高生の頃にちょうど合致します。
つまり青春時代に音楽を聴いていた手段がちょうどMDだった世代が
今の30代くらいということです。

そんな時代ももう20年近く前のこと、かしまさもすっかりMDのことなど忘れておりました。
しかしながらYouTubeである動画を見つけて、「うわ・・・・・・懐かしい・・・・・・!」と思わずノスタルジアを爆発させてしまったんです。

イギリスのガジェット系YouTuberであるTechmoanというおじさんの動画なのですが、
2020年の現代に日本のヤフオクで出品されていたジャンクMDプレイヤー60台セットを落札して、
一台一台動くかどうか検品していくというマニアックすぎる内容。

この動画の中に、かしまさが中学時代に使っていたMDプレイヤーがあったんですよ。
色まで一緒のやつがね。
それで「あ、こんなん持ってたなぁ」って思いを馳せているうちに
当時どんな音楽を聴いていたっけなと懐かしい思いに浸っておりました。

ご多聞に漏れず厨二病患者だったかしまさは当時洋楽を囓りだした時期でして、「くせー歌詞の邦楽なんかクソ。洋楽サイコー」と
当時ちょうど発売された「The Beatles 1」などをヘビロテしておりました。

その後興味の対象はよりヘヴィなものに移っていって、Deep Purple、Led Zeppelinといったハードロックの2大巨頭を経て、ヘヴィメタルの世界へと進んでいくことになるわけです。
(言うまでもなくビートルズは今でも好きです)

やっぱり青春時代に聴いていた音楽ってその後の人格形成に大きな影響を及ぼしてると思うんですよね。
今でも音楽を聴いてワクワクしたり興奮したりはしますが、
当時の方がよりゾクゾクするような感覚を伴っていたというか。
かしまさは吹奏楽部にもいたので、洋楽ロックだけではなくそういう吹奏楽の曲も聴いていましたが、
その辺の曲を聴くと、今でも同時の思い出が蘇ります。

話がちょっと逸れました。
同世代の人たちが心躍らせていた音楽はそのほどんどがMDに入っていたわけで、そのまま20年近く置き去りにされたままのMDのディスクには
それぞれの青春成分がフリーズドライのように凝縮されているんではないでしょうか?
今でもまだそのMDが家にあるのなら、処分してしまう前に一度聴いてみることをオススメします。忘れかけていた青春がきっと蘇るよ。

びっくりしたのが、MDプレイヤーに必須だった「ガム型電池」はまだ生産されてる

電池を入れっぱなしで放置していない限り、当時のプレイヤーもまだ復活の余地があるわけですね。
むしろ超小型化したメモリープレイヤーや、スマホのストリーミングで音楽を聴くよりも、今こそMDで音楽を聴くと、また新たな発見があるかも知れない。
なんかディスクをガチャガチャ入れ替える動作とか、今となってはちょっと心惹かれるものがあります。ガジェット感。

というわけで、勢いで書いてみました。
思わず心がときめいてしまったあなた、次に実家に帰った時には懐かしのMDを発掘して、当時何を聴いていたのか改めて確認してみるのはいかがでしょうか?

以上、かしまさでした!

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