生きるか死ぬか
ここでの「生きる」とは、ただ生きながらえるという意味ではなく、意志を持って積極的に人生を進めることを意味している。
ここでいう「死ぬ」とは、肉体の寿命が尽き、人生を終えることを意味する。生きる目的も生き甲斐もなくただ生きていれば、死は確実に早足で近づいてくる。そういうものだと確信している自分がいる。
さて、今、
生きる目的を見失った私は、いったいどのようにして生きていけるのか。
もうずっと考えている。
「なんで生きてるんだろ。。」と、どうしても呟いてしまう私に、母はこう答えた。
「生きている理由なんかないのよ。ただ生きているのよ。生かされているのよ。生かされているんだから、必死で生きるしかないのよ。みんなそうやって生きてるのよ。」
生かされているから生きるしかない。
そうかもね。
母の答えはシンプルで受け入れやすい。
思考停止するにはもってこいだ。(ごめん母、悪気はないの)
いったん受け入れ、悩むことはやめた。
これでいいんだ。
何もなくても生きていいんだ。
でもそれだけじゃ やはり足りない。何かが。
頭でっかちな人間が生きるには、生きるための何かが必要なのだ。
私はたぶん生きたいのだ。
だから「何か」が欲しいのだ。
私にはたくさんの大切なものがあるはずなのに。
なぜそれだけじゃダメなんだろう。
そうして今日も、
「どうして生きてるのかな。」
「どうやって生きていこうかな。」と
漠然と彷徨いながら
私は生きている。
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