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076書籍企画書『決算書は下から読みなさい 一点突破術』

タイトル

『決算書は下から読みなさい』 P198 白>赤>青 ソフト ゴシック系

本書の内容

「勉強しても、決算書類が読めない」「読み方はわかったけど、本物の決算書が読めない」「何に生かせばいいのかわからない」それ実は、決算書を読み解くコツを知らないだけかも?決算書がスラスラ読める、「下から」のコツを伝授します!

著者プロフィール

税理士さんか公認会計士さん。若い人ならなおいい。

企画意図

決算書を読むときにも結局一番大切なのは「利益が出ているのか?」です。(資産、負債、ROE、回転率、いろいろありますが)

そこで、逆算の決算書として「下にある当期純利益から読め」というメッセージをタイトルに明示しました。

加えて「決算書を読みたい」人は不滅だと思います。何に活かすのかよくわかりませんが、決算書はわかるようになった方が良いという価値観があります。英語やプログラミングも同様です。

企画の背景

簿記二級の最終問題は「税引き後当期純利益を求める」です。本当は書の初めの部分でここに目標を定めるべきです。

決算書を読み解くのは「決算書を見れば優良企業かどうかわかるから」です。

自分が簿記を勉強した時の解説書を参考にしています。解説書の多くで、「まず細かい定義や情報を先に伝えて、最後にビッグピクチャーを見せる」ボトムアップ型が多いように感じています。例:簿記であれば、借方貸方、仕訳を教えた後、各勘定科目について順々に解説し、最後に損益計算書や貸借対照表を作り上げる。

私はまず物事の大枠を捉えてから、細かい部品をチェックしていきたいので、学習に時間がかかってしまいました。

構成案(目次案)

■会計は「下から読め」
・一般的な会計書は、ボトムアップ型
■そもそも決算書を読むのはなぜか?
・決算書は企業の通信簿
・究極に重要なの「その企業が儲かっているか」
■なにで儲けているかを分析する
・そもそも儲けってなに?
・5つの利益
・どうやって儲けているのか?
・利益を読めば、会社の性格がわかる
■どんな仕組みで儲けているか分析する
・固定資産、流動資産
・負債と純資産
・ROE
■いつ儲けているのか
・貸借対照表と損益計算書を見比べる

読者ターゲット

自己研鑽を始めようと思って本書に手を伸ばすひと
若手2~3年目くらいのひと、もしくはスキルがいたについてきた7~8年目くらいのひと
理論派の書になるものの、感覚派のための書籍なので、性別は問わないフラットな入門書になればいいと思います。

類書・類書との差別化

オールカラー”ギモン”から逆引き!決算書の読み方

→オールカラーってわかりにくいと思うので売れないと思っているのですがいかがでしょうか。ベストは3色~4色のシンプルなものです。
「ギモンから逆引き」の切り口は似ている一方、ギモン依存の会計知識習得になってしまうので、

世界一楽しい決算書の読み方

この本を制作するために有利な条件

簿記なら自分の知識があること
英語を学びたい人がいなくならないのと同様に、決算書を読みたいひとはいなくならないこと
会計士や税理士の数だけ、独自の決算書の読み方があるだろうこと

この本を制作する際の課題点

頭のいい人はえてしてわからない人の気持ちがわからないこと
決算書を読みたいのはどうしてか?のニーズをより解像度高く分析する必要がある 特定のペルソナに刺さるように

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