マダニの怖さについて知っておきたいこと

ここ数年獣医療では今まで以上にマダニへの対策が言われるようになりました

その原因として、SFTSという病気があります。

SFTSは日本語で”重症熱性血小板減少症候群”と呼ばれています

この病気はマダニが媒介する感染症でペット(特に猫)や人間にも感染する怖い病気です

有効な治療法は無く、対症療法が中心となります

そのため致死率も高く、犬(約40%)•猫(約60%)•人間(約27%)と言われています

実はこの病気の犬と猫での発生報告は西日本に限られています

そして人間でも西日本に限られていたのですが、2021年に静岡県•千葉県でも感染が確認されたのです

そのため、今後犬と猫でも広がっていく可能性が考えられ、最近はマダニの予防について重要視されるようになりました

ちなみにこの病気を媒介するマダニは日本全国に生息しています

マダニは他にも様々な病気を媒介しますので、これからのマダニの活動が活発な時期だけでなく、通年の予防をおすすめします!

マダニの感染症や予防についてはブログの方でも詳しく解説しているのでお時間あれば是非覗いてみてください!

https://petvetad-blog.com/madani-yobou/


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