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「陰の実力者になりたくて! (8)」感想・ネタバレ

どんな本?

ストーリー展開がメチャクチャ飛びまくる。
どうやら読者にアンケートして面白い展開を決めてたらしい。
だから展開が予想の斜め上や下に行くからメチャクチャに感じてしまう。
そして、それが面白い。

3巻の後約2年間新刊が出てなかったが。、
アニメ化発表と同時に4巻を発売したのが21年3月くらい。

そして、アニメ放映中に5巻を発売。
2022年12月28日に発売。
いつエタるか判らない。

アニメは1,2巻分が大好評。

読んだ本のタイトル

#陰の実力者になりたくて! (8)
著者:#坂野杏梨 氏
原作:#逢沢大介 氏
キャラクター原案:#東西  氏

あらすじ・内容

安息の地を作りましょう。吸血鬼も人間も分け隔てなく幸せに暮らせる地を。
異世界に転生し「陰の実力者」設定を楽しむシド。最凶の吸血鬼「血の女王」復活が迫り、宝物目当てに紅の塔へ向かったシドにも血の刃が迫り来る――!? 強大な力と重度の勘違いで突き進む最強奇譚、第8弾!

陰の実力者になりたくて! (8)

感想

ジャガーノートの戦闘に巻き込まれたクレアを助けるため、シド、別名シャドウはジャガーノートを塔の外へ蹴り出す。
最上階に1番乗りしてエリザベートの暴走を再び引き起こそうとするクリムゾンを驚異的な剣速で細切れにして瞬殺。
エリザベートを倒そうとしたが、、
エリザベートは居なかった。
居たのは魔法陣の上に安置されていた黒髪の少年の遺体だけだった。

それならと宝物庫に戻って金貨を懐に入れまくっていたシャドウだったが、戦闘音を聞いて急いで最上階に行くとエリザベートが暴れており。
エリザベートの前に立つが、懐の金貨が重過ぎて動きが鈍る。

一時的に金貨を放出して軽くなってエリザベートと戦闘を再開。
エリザベートの多方面からの攻撃を紙一重に避けてエリザベートの表情を見て死を望んでいると知ると、、
「アイ・アム リカバリーアトミック」を発動する。

クレア視点

ジャガーノートの襲撃から救われたクレアはメアリーと共に最上階に向かい。
黒髪の少年を見てシドだと勘違いして泣いたら、別人だと分かり冷淡になる。
それに呆れたメアリーだったが、少年の遺体が動き出してクレアを襲い血を吸い出した。
その少年がエリザベートとなるが、エリザベートは暴走していた。
血を吸われるクレアをシャドウ・ガーデンが助けに入り瀕死のクレアを回収。
さらにユキメ、ジャガーノートも最上階に来て戦闘をするが、エリザベートの多方面から襲ってくる攻撃に苦戦。
それでも何度かエリザベートに攻撃を入れるが、彼女はすぐに復活してしまう。
そんなエリザベートの攻撃を受けた全員が悪魔憑きの症状が再発。
どうやらエリザベートの血が反応してこういう症状を発症しているらしい。
そんなピンチな時に、クレアの内面ではアウロラが、クレア症状を癒す紋章を手の甲に付けて。
一時的にクレアの身体を借りて、エリザベートの猛攻を凌ぐ。
だが、クレアの身体はアウロラの術に耐えられず限界が来てしまうが、、
そこに金貨を懐にパンパンに入れたシャドウが到着する。

ベータ視点

瀕死のクレアを庇い悪魔憑きの症状を再発されたベータの前にシャドウが現れた。
自身の危機に颯爽と現れたシャドウに心酔するベータだったが、昔の彼女は人を殺る事への忌避感に苦しんでいた。
それをシドことシャドウが毎晩、彼女の下に来て色々な物語を聞かせていた。
それが原因でベータは文学に目覚め、ベストセラー作家、ナツメとなった。
そんなベータを庇って(勘違い)苦戦しているシャドウの背中を見て感涙しながら、足手纏いになって申し訳ないと泣くベータ。
実際は金貨を懐に入れ過ぎて動けなくなっていただけだった。
その事実をベータは知らない。

アイ・アム リカバリーアトミックを発動した結果。

エリザベートの暴走は止まり。

メアリーと共に安息の地を探しに旅立って行った。
それをクレアと共に見送ったシドだったが、、

血の女王編完

姉はシャドウを見て、昔を思い出す。

クレアが8歳、シドが6歳の時の事を、、
スカーフェイス盗賊団を討ち取ろうとしたクレアは、盗賊団に反撃されて気絶してしまう。
最後に見たのは、彼女を庇ってガクブルしながらも剣を構えたが、斬られたシドの後ろ姿だった。
その後、朦朧とした中でもスタイリッシュ盗賊スレイヤーさんになったシドの後ろ姿を見ていたようで、その時の夢と紅の塔で見たシャドウの後ろ姿がダブって見えたと言うクレア。
そんなクレアを変だと思っているシドは、、
姉がカッコいい魔法陣を隠すため右手に包帯を巻いて、独り言をブツブツと呟き(アウロラと会話中)、そのセリフが「右手が疼く」と「私にも特別な力が、、」と言うのを聞いて。
魔法陣、包帯、特別な力のトリプルコンボと言い。
クレアが厨二病になったと思ったシド。
さらにそれを自身にカミングアウトして来た。
此処で否定したら非行に走ってしまうかもしれないと思ったシドは、クレアのカミングアウトを全肯定してしまう。
ただ、それにクレアは救われた。
最後に白の塔の支配者、妖狐のユキメがシャドウに接触せよと部下に命じる。
彼女の言う剣鬼とは?

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