どんな本？

WEB小説投稿サイト「小説家になろう」にて、初めて『盾の勇者の成り上がり』の連載を目にした時からのフォロワーとして、本作に魅了されていました。
WEB連載のフレッシュな感覚が、書籍としても継続的に楽しめることに感動しました。
さらに、漫画化もされたこの作品は、読み返すには最適で、今でも手元に置いておきたいと思い続けています。

そのため、新しい巻が出るたびに購入し、再度その世界に浸ることができる喜びを感じています。

この巻のストーリーは、尚文の前に現れる美女・オストからの驚愕の告白から始まります。霊亀は生きていて、その裏には世界を滅ぼす黒幕がいるとのこと。尚文たちはオストの導きで霊亀の体内へと進み、霊亀事件の真の黒幕と対決します。しかし、意外な人物たちも参戦し、物語は予想外の展開を見せます。そして、最後には異世界へと続く新たな冒険が始まります。

読んだ本のタイトル

#盾の勇者の成り上がり　15
著者:#藍屋球　氏
原作:#アネコユサギ 　氏
キャラクター原案:#弥南せいら　氏

あらすじ・内容

超話題の異世界リベンジファンタジー、コミカライズ第15弾!!

感想

尚文の前に、かつて倒したと思われていた霊亀の使い魔、美女の姿をしたオストが現れる。彼女の切実な願いは「自分を倒す」こと。背後には、未だ生き続ける霊亀と、その裏で世界の破壊を目論む黒幕が存在していた。一筋縄ではいかない事態への対応が求められる中、霊亀編はそのクライマックスを迎える。

オストの導きで霊亀の体内の奥へ進む尚文たち。そこで彼らは霊亀事件の真の仕掛け人、異世界の本の眷属器の勇者キョウと遭遇する。
彼は、霊亀や他の三勇者からエネルギーを強奪し、その力を悪用していた。この行為は、異世界のルールを犯すものであり、キョウを捕らえに来たラルクたちと尚文達は協力を余儀なくされる。

キョウの霊亀の力を利用した攻撃に圧倒されますが、ザコだと思い撃ち漏らされたリーシアが覚醒して、オストと共にキョウの構築したシステムの核を破壊。

三勇者も解放して、キョウの意表を突いて注目されてる間に、オストの補助を受けながら尚文が竜脈を使用して霊亀が放った強烈なエネルギー砲撃を放って霊亀の核を破壊します。

エネルギーを搾取するシステムを破壊されたキョウは、不利を悟り異世界に逃げてしまいます。
それを追いかけるグラス達。

そして、霊亀の心であるオストは、自らの命を尽くして消えてしまう。

しかし、彼女の心は尚文の盾に宿り、新たな力をもたらすこととなる。

異世界に到着した尚文は、仲間のラフタリアやフィーロとはぐれ、リーシアと共に異世界で目覚めたら。
なんと、尚文のレベルが1に戻ってしまっていたのだ。

尚文とリーシアの2人は、新たな冒険と成り上がりの道を再び歩むこととなる。
新たな世界、未知の敵、そしてレベル1からの再スタート。
尚文の冒険は、次なるステージへと進む。

特に印象的だったのは、霊亀が暴走する原因として、異世界からの勇者・キョウが三勇者と霊亀のエネルギーを奪っていたことを知った時の驚きでした。
また、リーシアの一時的な覚醒シーンも心を打ちました。
オストの最期と尚文たちの新たな冒険の始まりも、次の巻が待ち遠しくなるシーンでした。

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