「盾の勇者の成り上がり 5」感想・ネタバレ
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どんな本?
私はWEB小説投稿サイト【小説家になろう】で連載されていたこの作品を当時から読んでいました。
その後、この作品が書籍化され、更には漫画化もされたことを知り、興味津々で購入しました。
その理由は、この物語が「絶望の底から這い上がる不屈の成り上がりファンタジー」という要素を持っており、主人公の尚文が困難な状況にどう立ち向かい、成長していくのかに非常に魅力を感じたからです。
異世界への召喚、勇者たちの裏切り、新たな敵との戦いなど、展開がスリリングでありながらも、尚文の成長が描かれている点が私の心を引き寄せました。
読んだ本のタイトル
#盾の勇者の成り上がり 4
著者:#藍屋球 氏
原作:#アネコ ユサギ 氏
キャラクター原案:#弥南せいら 氏
あらすじ・内容
絶望の底から這いあがる不屈の成りあがりファンタジー第五弾!
感想
第三の波のボス、ソールイーターの攻撃によって槍、剣、弓の三勇者たちは倒れてしまいました。
その後、カースシリーズをグローアップさせた尚文がアイアンメイデンを使いソールイーターを討伐しました。
ボスを撃破し、波が収まると思いきや、異世界から来た扇の眷属器の使い手、グラスが襲撃してきました。
尚文以外の勇者たちはグラスの攻撃で撃退され、そのためグラスは尚文のみを勇者として認識し、戦闘を開始しました。
尚文は最大火力のアイアンメイデンを用いて攻撃を試みましたが、グラスには通用しませんでした。
そこで尚文は時間が切れるまでグラスから逃れる決断をし、グラスも次回の戦いを誓って自身の世界に帰還していきました。
災厄の波を超え、被害を受けた人々の怪我を治療し、壊れた建物の再建を手伝っていた尚文たちの前に、一晩遅れで到着した騎士団が現れ、尚文に無断で兵士を連れてきたことに対して文句を言いました。
騎士団の無能さに対して尚文は反論し、また他の勇者たちが役立たずで負傷していることを伝えると、騎士団は勇者たちを王都に連れ戻すよう命じました。
更には尚文にも国王に報告するよう要求しました。
尚文は国王に会うのを避けたかったため、報告したくないと言いましたが、兵士たちからの懇願に押され、国王に報告することにしました。
国王からの指示に従い、尚文は自身の成長の秘密をすべて話すよう求めました。
国王の意図が他の勇者たちを強化することであることに気づいた尚文は、国王に土下座して教えを請と言いました。
あまりの無礼に国王は激怒し、尚文を処刑するよう周りの騎士たちに命じましたが、尚文は誰よりも強く、どの攻撃も通じないと騎士たちに言い。
今なら国王を殺すことも可能だと伝えると、国王と騎士たちは黙り込んでしまいました。
国王は屈辱を噛みしめながら、「出て行け」と尚文に言いました。
尚文はちょうど別の国へ向かう準備を進めていたが、この機会を利用してメルロマルクを離れることに決めました。
その時、メルティーが現れ、父である国王に謝るよう尚文に求めました。
当初尚文は関心を示さなかったが、姉のマルティーからメルティーの暗殺を命じられた護衛の騎士がメルティーを襲撃した際、尚文は即座に介入してメルティーを守りました。
襲撃者を拘束し、調査を行うと、盾の勇者以外の勇者を信仰する三勇教の信者であることが判明しました。
ここ最近、尚文が民のために奔走していた結果、三勇教の影響力が低下し、王位継承権の低いマルティーと結託していました。
尚文はメルティー誘拐の冤罪をでっち上げられ、メルロマルク全土で指名手配されてしまいました。
無実を証明しようとするも、国から追われる身となった尚文は、仲間を守り、冤罪を晴らすために戦い続けます。
物語の結末までを考えると、尚文は仲間たちと共に様々な困難に立ち向かい、異世界での自分の存在意義を見出すことに成功するでしょう。
成り上がりの過程での友情や信頼の重要性、そして主人公の成長に共感し、励まされることとなるかと思います。
この作品は、主人公の成長物語と異世界ファンタジーが絶妙に組み合わさった魅力的な一冊です。
尚文の苦悩や努力を通じて、読者にも希望や成長への意欲を与えてくれることでしょう。異世界の冒険とキャラクターたちの魅力的な掛け合いが、読書を通じて楽しいひとときを提供してくれます。
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