【読書会メモ】現場で役立つシステム設計の原則(5)


実施日時:2019/12/18
対象範囲:第4章
参加者:yodai、くめごん、まぶり、kassyi

<ドメインオブジェクトの見つけ方>
業務の重要な関心事とそうでない事を区別する。
以下、重要な点の見つけ方
関心事をヒト/モノ/コトの3つに分類する
ヒト:判断、行動するもの
モノ:業務を遂行する関心の対象、データ+ロジック
コト:業務で起きる(起こる)事象
まずは、コトに注目して整理する
例:販売活動
受注→出荷→請求→入金
受注はその他のコトとは異なる
・発生源が外部の人
・将来の約束
妥当性のルールを特定したら、データとロジックの組み合わせを考える
部品を特定して部品ごとに設計すること
部品をそろえて、組み合わせる。
組み合わせながら、部品の調整や不足している部品を追加する。
業務ルールの発見に役立つ点
・業務では想定外の事が起きる
・想定外のコトには対応に原則がある
業務ルールの記述
 手続き型:if文の入れ子構造
 オブジェクト指向:個々のオブジェクトが独自に判断
<業務の関心事の基本パターンを覚えておく>
オブジェクト指向で開発してもトランザクションスクリプトになりがち
それを避けるため、ドメインオブジェクトのパターンを覚える
・口座パターン
  残高など
・期日パターン
  予定とその実行、異なる業務ルールなら同じようなロジックでも分けるべき
・方針パターン
  複合したルールを扱う
・状態パターン
StateパターンはGoffのデザインパターンにも存在する

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