見出し画像

わたしの人生のベスト10のマンガの話

つい最近、このnoteのフォロワーが多いことに気づきました。お読みいただき、ありがとうございます。ただのアラフィフの日常ですが、どうぞ楽しんでいってね。
以前、ツイッターのタグでこんなのがありまして。
『#読んだマンガも人間性に影響するらしいのであなたの人生のベスト10を教えて』
ツイートしたんですけど、本当に教えてただけになってるなー、と思っていたので、一冊ずつ解説させてもらっていいですか?いいよ!


・星の瞳のシルエット

もう私の中で、柊あおい先生は神です。りぼんはこのために買っていたといっても過言ではありません。主人公である佐渡香澄は、成績がいいくらいで、特に目立つ女の子でもないのですが、この作品、りぼんのくせに、少女漫画らしからぬ、三角関係のオンパレードなんです。久住くんを真理子と取り合ったり、司くんも香澄が好きになって、幼馴染の沙樹がヒヤヒヤしたり、それが高校生になっても続くわけですよ。
人が人を好きになるという感情だけでこの物語はできていて、私自身も楽しみにしていた。それに衝撃を受けました。

・光の伝説

この作品に出会って、中学生の時に新体操を始めた私です笑
多分一番最初に読んだスポーツ漫画かもしれないですね。とにかく絵が綺麗だった。そして新体操という協議は、本当に苦しくて厳しいのに、全くそれを感じさせない華やかで美しいもの、と知った作品です。

・ナチュラル

これも地味な主人公がモデルを目指す作品なんですが、家族を捨てた美しい母親を軽蔑しながらも、その母親のいるショービジネスを目指すという主人公直の葛藤が素晴らしかった。私自身が、よく母親と比べられた子供だったので、その辺りが重なったのかな。最後、最愛の人が亡くなるところは、もう、連載で読んでて、しばらく立ち直れませんでしたね。私が。

・罪に濡れたふたり

私の歪んだ性癖は、北川みゆき先生のせいです(ありがとうございます。。。)姉弟の禁断の恋とか、この作品以外にも不倫とか、普通の恋愛してねぇなというのが、北川先生作品の特徴です。
絵の美しさもあるけど、それ以上に人間の憎悪、妬み、嫉妬という負の感情について学んだ気がします。

・うる星やつら

ご存じ、私が初めて高橋留美子先生に出会った作品です。あの有名な鬼ごっこをサンデーで読んだ時は衝撃でしたね。昔は、ラムちゃんのおっぱいがよくポロリしてました。
そして子供ながらに、あたるはどうしてラムちゃんがいるのに浮気するの?と本気でわからなかったです。でも、今思い返せば、あたるは、ラムのことずっと好きだったんですよね。犬夜叉もそうですが、高橋先生の書く男キャラってツンデレばかり。それが、キュンとさせるのですが。
というわけでそれ以来、ずっと高橋留美子作品は追いかけてます。

・幽遊白書

これがきっかけでジャンプ作品の単行本を買い続けることになったきっかけの作品ですね。もともと私の家は喫茶店だったので、ドクタースランプアラレちゃんの頃からジャンプを読んでるんですけど、単行本買ったのは、これが初めてです。
いやー、蔵馬に堕ちました。長髪の男を好きになるなんて思いませんでした。ただ、最初はただの魔界探偵だったのに、バトルものになっていったなぁと。最初の頃の探偵業してた時の幽助も好きですけどね。
私は純粋に作品を楽しみにしていて、お気に入りは蔵馬だと言っていたのですが、同年代はこれで既に同人誌作ってたというのだから、驚きです。

・るろうに剣心

これもハマりましたねぇ。主人公が強いのに、なんだかヘタレという作品は私の創作観に影響を与えたと思います。優しいところが甘すぎると責められる剣心のことをハラハラしながら読んでいました。
一番の衝撃は薫が死んだこと。あれは一週間くらい、脱力しましたね。
作者が異例のコメント出したのも当時覚えてます。どうして薫が死ななくちゃいけなかったんだ、とまるで作品の中のキャラ並みに落ち込みました。

・君に届け

女の友情について、ものすごく考えさせられましたね。
「友達って気づいたらもうなってるの!」という千鶴の台詞は今でも、心に刻まれています。中学から高校まで、女子高にいた私は、周囲の女子を見て、女という生き物はなんて醜いのだと思っていて(いじめとか諸々見てきたので)自分も同じ女であることが苦しかったんですよね。自分のどこかに同じように醜い感情があるんだ、と。だから、この話で爽子を取り巻く周囲の女の子たちのまっすぐなところがとても好きでした。女の子とは、かわいい生き物なのだ、と気づくことができたので。
あと風早くんが誰からも好かれる爽やかイケメンなのに、爽子を独占したくてしょうがないの、可愛くて尊い。。。

ここからはBLパートですね。

・世界一初恋

初めてちゃんとハマったBLです。実は、純情ロマンチカもそれまでに読んでるんですが、どうして男同士でそんなことになるの!?が全く理解できなくて、あまりにも過激なエロに最後まで読めなかったんですよね。
ただこの作品は、ちゃんと好きになる過程が丁寧に描かれていたので、ようやくBLとはなんぞや、を理解できました。しかし、私が高野さんを好きすぎて、その高野さんを悩ませる律を許せない過激派なので、いつも「高律付き合うまでは死ねない」といっています。

・年下彼氏の恋愛管理癖

セカコイの次に、ちゃんとハマったBLでしたね。桜日梯子先生の絵はとても好きでした。先生がいたからQpaにもハマりました。桜日先生のおかげで、ドラマCDにも手を出しました。
そういう意味では、私の中ではBLのメディアミックスについて、考えさせられる作品になりましたね(いい意味で)

ちなみに、自分もオリジナルを書きたいと思ったきっかけは、一穂ミチ先生でしたが、それはまた別の機会に。

人間性に影響した漫画の話、でした。

この記事が参加している募集

人生を変えた一冊

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?