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古典尺八楽愛好会🎏5月の予定

8日(水)18:30~20:30 
17日(金)13:00~15:00
22日(水)18:30~20:30 
31日(金)13:00~15:00

場所 
東京都 小金井市公民館東センター。 

部屋は入口の掲示板にてご確認下さい。


参加費500円



古典尺八楽愛好会とは

明暗三十七世の谷北無竹系の古典本曲、錦風流伝承曲などの稽古を中心に、ミニ講座にて虚無僧や尺八の歴史も学ぶ、尺八の愛好家が集まる小さな音楽サークルです。初心者の方から熟練の方まで小金井市内外から参加されています。


始めての方も大歓迎♪

尺八はレンタルしております。

お気軽にお問い合わせ下さい♪ 




ところで、 
いつもの無駄話ですが…、


チラシを見ていただくと「五月蠅うるさい?」と書いてありますが、(「蠅」という字を初めて書きました笑)


「五月蠅」は、季語でもあり、五月蠅さばえとも読まれる。

【五月蠅】(さばえ) 〘名〙 (後世は「さわえ」とも)
 ① 陰暦五月頃にむらがりさわぐ蠅。夏の蠅。小さな蠅。《季・夏》 ※書紀(720)神代下「五月蠅、此をば左魔陪(サバヘ)と云ふ」 
② あばれてさわぐこと。 ※五社百首(1190)「御秡する麻のたちえの青にきてさはへの神もなびけとぞ思ふ」 

精選版 日本国語大辞典


ずいぶん古くから言われている言葉なんですね。


五月蠅うるさいもまた古くから言われており、


うるさ・い【煩・五月蠅】 〘形口〙 うるさ・し 〘形ク〙

① いきとどいて完全であるさまをいう。また、その度が過ぎて、反発されたり敬遠されたりするさまをいう。平安時代の例では多くその両面をもった表現になる。
(イ) いやになるほどすぐれている。多くすぐれた人物にいう。 ※宇津保(970‐999頃)沖つ白浪「上も、とおもほして、御心とどめて物宣ふにこそあめれ。うるさき人の幸ひなりや」
(ロ) いやになるほどこまごまとしたところまでゆきとどいている。煩わしいほどよく気がまわる。現代語では、よく知っている、精通している、などというときに多く使う。「ワインにうるさい」
(ハ) こまごまゆきとどきすぎていて煩わしい。気がまわりすぎて感じが悪い。
② 技芸がすぐれていて、嫌味なほどである。巧者だ。うるせし。
③ いかにもわざとらしくていやみだ。
④ ものが多くつきまといすぎて煩わしい。うっとうしい。やかましい。 
(イ) 虫とか煙、匂い、髪の毛などまつわりつくものについていう。
(ロ) 音についていう。
(ハ) 話、しゃべり方、あるいは容貌、態度についていう。
(ニ) 手続きとか、手順についていう。
⑤ (多く「…するとうるさい」の形で) めんどうだ。煩わしいことになる。
⑥ きたない。また、いやな感じ、よくない感じである。

精選版 日本国語大辞典


なるほど。

完全であるという意味と、またそれが鼻につくという両方の意味があるとのこと。



確かに…、


演奏も上手過ぎても面白くないこと、ありますよね。


歌も、楽器も。


「上手だなー」ってただそれだけになってしまう時。


何故かつまらないんです。


不完全なくらいがちょうど良いのでしょうかね、なんでも。



でも、結局完璧なものを求め続けてしまうのもつまらない煩悩なのかもしれませんねぇ。



ということで、何がなんだかまたよくわからなくなってしまった五月が始まります♪


古典本曲普及の為に、日々尺八史探究と地道な虚無僧活動をしております。サポートしていただけたら嬉しいです🙇