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【経験学習】馴れてきたときの塩梅

今日は長期インターンシップの中間研修を実施しているところ。地域創生学群では2015年度より地域創生学群チャレンジプログラム(起業トライアルプログラム/リアル就職プログラム)を3年生向けに実施している。後者が長期インターンシップで、9月〜1月の5ヶ月間、週3-4日のフルタイムインターンシップに挑戦するというもの。スタート前、スタート1ヶ月後、折り返し地点、終了後の4回にわたる研修を実施し、そこで徹底的にふりかえりと経験の言語化を行なっている。
例年、1ヶ月後研修のタイミングでは、想像と現実のギャップだったり、自らのふがいなさ等から苦しんでいる状況の学生が多いのだけど、中間研修になると、顔つきも変わってきて充実した様子が見られることが多い。
僕がやっている社会勉強も、考えようによっては目の前にいる学生たちが挑戦しているインターンシップのようなもの。週1回とはいえ、もう1年続いている。
で、最近カウンターに立って接客しながらハッとしたことがある。
今回はそのことについて書くことにしたい。



馴れたタイミングこそ初心を忘れないように

最初のころは、とにかく遠矢さんやホーリーの動きをしっかり観察し、できるだけ先回りというか、そのサポートをすべく動いていた気がする。ハイボールのオーダーが入って、遠矢さんが氷を割ってグラスにいれてデュワーズをメジャーカップに注ぎはじめる前には冷蔵庫から炭酸水を出して横に置いておくなど。お願いされる前にやっておくイメージかな。
だから、カウンターの向こう側というより、こっち側に意識が集中していたような気がする。
だけど、しばらくすると、馴れきて向こう側にも気を配れるようになり、比較的バランスよく動けるようになり、さらに時が経つと、少しずつお客さんとのコミュニケーションをとりながら、こっちがわの仕事等もこなせるようになっていった。
最近では、かなり余裕もでてきて、カウンターのこっち側を満喫しつつ、お客さんともじっくりコミュニケーションをとることができるようになり、成長したな〜って感じていた。ただ、その一方で、あっしまったって思うことがちょいちょい出てきた次第。カウンター越しのやり取りに集中しすぎるあまり、もしくはちょっと余裕こきすぎて、カウンターのこっち側の動きへの注意力が時々散漫になる感じ。これまでなら気づいてさっと動けていたところが、気付けなかったりする。そんな瞬間が最近あるので、初心を忘れないようにしないとな〜って少しだけ自省していたところ。

調子に乗りつつ地道にやる

とはいえ、一方で、この店で求められているようなパフォーマンスという意味では、以前よりもどんどんできるようになってきていると感じているので、この部分については調子に乗った方がいいとも思っているし、それが求められているとも思う。ただ、そうなると、今の僕の場合、手元がおろそかになったり、こっち側の動きに鈍感になってしまうことになるから難しい。
そういう風に考えていくと、おそらく、その両方が自然にできるようになったときの境地って、考えなくても体が動く状態なんだろうなって思った。
残念ながら僕はまだまだそのレベルには達していない。けど、少しずつその境地に近づいていくためには、当たり前のことを当たり前にやれるように、ひたすら継続するしかないと思っている。

やってみて分かったことは大切にしたい

もしかしたら考えすぎって言われるかもしれないけど、やるからには、やっぱり上手くなりたい、いい感じにやれるようになりたいって思うタイプなので、ついつい色々と考えてしまう。
そして、日頃から学生たちにも伝えていることだし、失敗をおそれず思い切ってやってみること、そして、振り返りと経験の言語化は大切だと思っているので、こうして考えたことをそのままに近い感じで毎週のように書いている。
「とりあえずやってみる、話はそれからだ。」
そういう意味でも、この社会勉強を1年間続けたいまだからこそ感じていることを、こうして定期的にアウトプットすることは、今後の自分自身にとってもすごく意味のあることだと思っている。

また、毎年のように、挑戦している学生たちの研修の場に何度も身を置くのだけど、そのたびに、自分自身を見つめ直す良い機会になっているから、こうして発信することで、刺激を受け取ってくれる人もいるかなって思っている。

今日は金曜日

ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
今日は金曜日。
18:00-20:30くらいの間はcausaでギアチェンジ研修の懇親会を実施予定なので、カウンターの内側と外側を行ったり来たりする感じになると思うけど、それ以降の時間帯はいつも通り、カウンターの内側にいる予定。
なので、今宵もcafe causaでお待ちしております。
ぜひお越しください!

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