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2040年の未来予測

今年1月に発売された成毛眞さんの著書の「2040年の未来予測」を読んだ概要と考察について述べていきたいと思う。

まず始めに概要から話すと成毛眞さんは元マイクロソフトのCEOでデジタルから視点を向けて話している。全体の内容としてはとてもわかりやすく、とても面白い内容になっている。始めにテクノロジーのな話をしているが、この産業革命から120年間で劇的な進化をしたが、これからの20年間でこの120年分の進化を遂げると述べている。要するにテクノロジーの発達が指数関数的に進化することである。そのため、約9割の人がテクノロジーの発達についていけなくなり、人としての価値を感じることがなくなっていると述べている。またテクノロジーを追いかけないとこれからの未来は開けないとも書かれている。次に日本のことについても書かれているが、日本はこれから人口減少の影響で社会保障の負担が増えて衰退すると考えている。この解は移民ではないことを述べている。2030年までには東南アジアと日本が1人当たりのGDPが同じになるため、労働力として働かなくなることが考えられるため、ロボットしか解がないと述べている。また、ロボットの発達でベーシックインカムも現実的になると考えている。またコロナのことにも言及していて、今は資産防衛をすることを一番に考えると述べている。また、コロナワクチンが画期的な発明であり、メッセンジャーRNAのワクチンが初めて誕生してこの短期間で作ることが出来たのはこれからの生命工学が発達していくのではないかと書かれている。最後に日本の天災が書かれており、首都直下型地震、南海トラフ地震、富士山噴火などの自然災害での経済被害を考えている。このように著書の内容をざっくり書いてみた。

この本から僕が学んだことは、2つあって、1つ目はテクノロジーの大切さである。20世紀は機械やモノにテクノロジーが使われていたが、21世紀では生命や不老長寿や脳神経に使われると考えると、難病や不老不死の世界がすぐそばにあることを実感することが出来た。また今感染症や気候変動などグローバルな問題にテクノロジーがどのように関わっていくことが出来るのか、これからのテクノロジーの発達に期待したいと素直に思った。2つ目は日本の限界、恐怖である。この本は未来予測であるが、多くの場面でファクトなことが多く、人口減少や地震など日本に住んでいたら避けられることが出来ないことがマイナスに書かれていると感じた。さらに僕は大学生であるため、これから高齢者が多くなるにつれて社会保障の負担が多くなることを考えると今から投資をして資産防衛するべきであると感じた。


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