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家庭教師という仕事

まさに天職として運命にいざなわれながら、今まで続けてこられた家庭教師という仕事について、徒然なるままに書き始めようと思います。

私自身、家庭教師という仕事をはじめて20年余りになりますが、はじめは、今もテレビなどで宣伝されている会社やいくつかの教育業界では名前の知れている会社から仕事を受けてやり始めたました。
当時は、右も左も分からず、まずはこの仕事をやってみようと思い立ち、簡単な試験を受けてあっさり仕事が来るようになりました。
しかし、仕事を紹介してくれるのは良いのですが、依頼を受けたご家庭、生徒さんの紹介を依頼されるタイミングで簡単に説明されるだけで、指導方針も理念も何もなく、あとはこちらにお任せで結局、ただの紹介業であることがわかり、ある時、急に憤りを覚え、担当の人に問い詰めたことがありました、
では、他の会社はどうなのかと大手、その他と仕事を受けるにつれ、ここでは詳細に関しては、どこかで語りたいと思いますので割愛させて頂きますが、まあ酷いものでした。一言でいうと荒んだ業界であることが分かってしまいました。
商売のからくりがあまりにも杜撰で顧客であるご家庭の足元を見たやり方が、業界全体に広がっていることにはっきりと気づいてしまったわけです。

そこで私が考えたのは、この業界の在り方を逆手に取り、正統派でやっていけば、道が拓かれているのではないかという事でした。
結果、正解でした。
独立し、プロとして家庭教師業に携わって、当初から変えていないシステムは以下の通りです。
①教材を貸し出す。
古本屋などで、各学年の(小学生から高校生)の教材をストックしておいて、それを無料で生徒さん一人一人に合ったものを貸し出しています。
たいして使い込みもしないくせに、強制的に買わせる業者が多過ぎです。それも本屋の10倍以上で買わせたりする塾も相変わらず散見されます。
誠に腹立たしい限りです。
②生徒さん個々に応じた1番分かりやすい指導
人間は一人一人思考方法が違います。それをいち早く見抜き、例えば、勉強することの意義が見つからない生徒さんには、各教科を学ぶことの意味を生徒さん本人の好きなことと結び付けて丁寧に面白おかしく話してみたり、数学の得意な生徒さんがいるならば、数学的発想力を交えて英語を教えたりと千差万別、多種多様です。
結果、嫌いだと言っていた教科は知らず知らずに好きな教科、得意な教科に100%に変えていきます。
こんな指導は、誰もができるわけではありませんので、私がこの仕事を天職と呼んでいる一つの要因ではあります。
③いただくのは、指導料金と交通費のみ
シンプル会計が一番だと思っています。大手某会社の明細を見てみると、訳のわからない料金が毎月毎月請求されています。所属していた時にこれはいったい何のためにお客様に請求しているのかということを聞いてやろうかと思ったくらい、本当に訳の分からない料金が加算されています。

簡単に挙げてみますと、ざっとこのような感じになりますが、これを読まれて、一度は子供さんなどを塾や家庭教師に預けた方ならば、そりゃあ口コミだけでも依頼があるわ、と思われたでしょう。
しかし、それはその通りでして、けっして私の家庭教師業の宣伝ではありませんのでご了承ください。
おかげさまで、何せ多忙、人生も半ば過ぎを越えまして、昼間は違う仕事、夕方から家庭教師、週末には野球、もしくは良き仲間と語らい、月に1回程度剣道の稽古と一つの体を有意義に過ごさせて頂いております。

ここから始めさせていただく、noteという素晴らしい媒体の片隅で私の記事をお読みいただいたどなたかのお役に立つことがありましたなら、この上なき喜びに存じます。
これからコツコツと記事を書いて参ります。
何卒、宜しくお願いいたします。

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