今の妻と結婚する前の話については下記をどうぞ。

中国人女性を娶るとこんないいことがある？

結構前のツイートなのだが、何故か微妙にバズった。共感して頂けた部分があったのか、もしくは羨ましいと思われるポイントがあったのかよく分からないが、私が結婚した中国人女性（妻）の良いところを簡単に書いてみたのが下記のツイートである。

①　毎日おいしい中国料理が食べられる

まあ、これは言わずもがなだろう。とはいえ、私の妻が作る料理は中国料理と言えるのか正直微妙である。辛くて味の濃いものを食べることを好む地域出身ながら、彼女が作る料理は淡白でどちらかと言うと人によっては何か物足りない料理かもしれない。

妻は肉を食べない（魚は食べる）ので、基本野菜がメインになる。肉料理は毎日必ず一品私と息子達の為に作ってくれるが、自分は食べない。

使う調味料も、塩・醤油、たまにオイスターソースとシンプルそのものである。

とは言え、私のような高たんぱくなトレーニー食をとるものにとっては、ありがたいし、普通に美味しいので妻の料理を食べている時が一番幸せである。

人間は慣れ親しんだ味を美味しいと感じてしまう「バイアスの生き物」なので、まあこれはこれで正しい。

②　コミュニケーションの重要性を教わった

これは恐らく中国人女性を娶った日本人男性全員が感じてる部分かもしれない。とにかく、曖昧で、自分の意見を中々口にしない日本人男性は、彼女らからするとイライラする存在でしかないだろう。笑

とにかく、意思表示をすることを求められた。黙っていると、黙ってたら何考えているのか分からない、ちゃんとあなたが思っていることを口に出して、喧嘩になってもいいから意思表示して、と。それで何回喧嘩したか分からないが、喧嘩や衝突を通じて私たちは相互理解を深めることが出来た。

私は結婚するまでに、妻に相当鍛えられたと思う。メンタル的な部分、特にシャイで被害妄想の塊みたいな精神状態にあった私は、毎日、一日中妻にからかわれていた。最初はこいつは酷いやつだと思っていたが、彼女なりに私を立ち直らせようとしてくれていたのである。ここ2年で知り合った人からしたら意外かもしれないが、5〜6年前の私なんか極度のコミュ障だったのである。

③　四六時中中国語で喋れる

当たり前だが中国人なので中国語を話すし、我が家では夫婦の会話は全て中国語である。仕事でもプライベートでも一日中チャイ語の環境にいる。なので、Twitterを開いているときは正直極力中国語を読みたいと思わないｗ

ちなみに、

妻→息子二人　（日本語）

妻→私、娘　（中国語）

という感じ。

④　家族（自分）を第一に考えてくれる

とにかく自分より私のことを何よりも大事に考えてくれ動いてくれる。また、血のつながっていない息子達の教育や世話にも熱心である。今は娘が生まれたので、娘のことで精いっぱいであるが、本当によく出来た人だと思う。

⑤　ポジティブで働き者

この記事でも書いたが、とにかく前向きというかポジティブというか、マイナス思考とは程遠い人である。そのくせ臆病で内心はびくびくしている（笑）

そしてとにかくよく働く。ほっておいたら一日中家の片づけをしている。家事も料理も卒なくこなす。うちの会社の上海人女性にも見習ってほしい（笑）

⑥　妻の出身地の方言を勉強できる

私は方言マニアなので、方言を学ぶのが非常に好きである。なので、妻と義父母、妹・弟達と喋っている会話を面白おかしく聞いているし、片言レベルで喋れるようになった（笑）例えば下記のようなものである。

〜不得bu deh=不能〜
nai_ jih￣ =哪里
手机 xiuh4 ji￣
喫 qiah1=吃，喝，抽烟
喫酒qiah1 jiuh4=喝酒
洗手saeh1-xiuh4, 洗澡zau4
西瓜 saeh - gua￣
晓得 xiao4 deh-
鸡肉 jih deh liuh（鸡的肉）
牛肉 ngah deh liuh（牛的肉）

鸡肉，牛肉を鶏の肉とか牛の肉とか言うあたりが面白く、妻曰く「如何にも田舎者がいいそうな言い方」だとか（笑）まあ、ドイツ語でも22という数字を2足す20とか言うし、フランス語の80なんか4×20とか言うもんな。まあ、そんなイメージだろう。知らんけど。

百度百科によると、うちの妻の実家の方言は吉安話の中でも吉安小片の部類に属するらしい。

⑦　気品があって、教養がある

田舎出身の妻だが、背筋はぴんとしてるし、身体全体から気品が滲み出ている。そしてよく本を読むし、分からないことがあればすぐにネットや文献で調べて何とかしようとする。大学はアパレルデザイン系の学科を出たのに、ファッションはいまいちな気がするが（笑）、とにかく一目で優しそうで気立てが良く気品がある人に見える。実際そんな感じである。

⑧　美人

どっかでも書いた気がするが、妻と最初に出会った時に「ああ、この人と結婚するや」と直感的に思ったが、妻も同時に同じようなことを思っていたらしい。縁とは本当に分からないもので、不思議なものである。

前述したが、見た目の美しさ＋気品のある感じに私は一目惚れした。妻も条件の悪い私を選んでくれたことに本当に感謝している。

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とまあ、私のケースの場合について書いてみたが、中国にいると日中夫婦は結構多い。「老公会」（中国人女性と結婚した日本人男性が集う会）という会もあるぐらいだし、上海の日本人学校に行けばかなりの数の中国人ママさんに出会うことが出来る。

国際結婚は色々大変なことがあるが、妻と出会い結婚し、現在の幸せな暮らしがおくれていることについて改めて感謝したいと思う。