見出し画像

映画:ハケンアニメ!

怒涛の年度末から新年度、なぜか忙しい時期に限ってイレギュラー対応もあったりして忙しくなったりしますよね。そんな中noteも中々更新出来ずにいました。

そんな中、今回は表題の映画について少し感想をシェアしたいと思います。

私はNetflixにて鑑賞したのですが、吉岡里帆さんが日本アカデミー賞の主演女優賞に本作でノミネートされていたり、小野花梨さんが新人賞にノミネートされていたり何かと評判がよかった事をぼんやり覚えていたくらいで、でもきっと面白いんだろーなくらいの情報と気持ちでの鑑賞でした。

ストーリーはアニメの世界で覇権を取る作品を生み出方々の群像劇でした。宣伝ではお仕事映画~みたいな宣伝をしていた記憶があるのですが、私はお仕事映画より群像劇、成長物語と言った方が内容的にしっくりきました。

主演の吉岡里帆さんや中村倫也さん、尾野真千子さんや柄本佑さんなど出演されている方皆さんがそれぞれ記憶に残る演技をされていて、これまた名言で溢れているストーリーになっておりました。色んな立場の方の気持ちが見えるようになっていて、仕事や人生に悩んでいる方などに“ずどん”とくる映画なのではないかと思います。

そしてアニメーションという特殊な世界のお話ということもありますが、この映画は日本だから作れる映画だろうなとも感じ、こういう大衆受けする良質な邦画を久しぶりに見た気がします。

小野花梨さんが映画の中で言うセリフで 

“リアル以外の場所も豊かにするのが、私達の役目ですから。“


と言うセリフがカッコイイ!と思って印象深く自分の中に残っています。

吉岡里帆さんのセリフでも 

“名前なんて覚えなくてもいい人間だって思われてるんだから、覚えてもらえるわけないじゃん” 

など社会人、一度は味わった事があるのでわないかと思われる事象について、沢山胸に刺さる、残るセリフがありました。

ですので、私はとっても軽い気持ちでみたのですが、主人公達の心理描写に自分の心も動いたし、アニメの最終話、どうなるの?!とドキドキし、見終わった後に

よし!私も好きを貫こう!
と言う気持ちにさせてくれる映画でした。

その為には勿論日々の学びと努力が必ず必要ですが、その上でやっぱり自分が情熱を注げるものを仕事や生きがいにしていきたいなと再確認させてくれました。

日々の仕事や生活に少し疲れている方の背中をそっと支え、最後に優しく押してくれる作品になっています。

老若男女、世代も問わずにおすすめできます!

是非ご覧になってみてください🌷

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?