加藤 英則【ドラマー・ドラム演奏研究家】

ドラマー。ドラム演奏研究家。 大手楽器店ドラム講師を経て、2015年から奈良県生駒市に…

加藤 英則【ドラマー・ドラム演奏研究家】

ドラマー。ドラム演奏研究家。 大手楽器店ドラム講師を経て、2015年から奈良県生駒市にてカトウドラムスクールを主宰。 演奏する「人」にフォーカスしたレッスンを行っています。 カッコイイ演奏を追い求めた先に奥深い理論にたどりつきました。 情熱を表現する理論、その向こうに。

最近の記事

だから捨てられない

ドラムマガジンという専門誌があります。 wikipedia引用によりますと、 『リズム&ドラム・マガジン』(リズム・アンド・ドラム・マガジン)は、株式会社リットーミュージック(Rittor Music,Inc.)が刊行する、打楽器全般を対象とする月刊誌である。『ドラムマガジン』とも略される。創刊は1982年。初期は季刊誌であったが、1990年より隔月刊行誌化、そして1994年10月より月刊誌化された。2020年5月号をもって月刊発行を止め、同年7月号から季刊誌に戻っている。

    • 縁は思いがけず

      地域の防災地図に掲載されました。 ホームページ以外の露出をほとんどしてこなかったので、「おー、載ったね」 という感じで嬉しい。 去年の年末ごろかな? レッスン時間でもない時に教室のインターホンが鳴って、ディスプレイには見なれない男性の姿。 聞けば特殊地図の作成をしていると。 去年までの出稿先が今年はやめるとのことで空いた枠に入ってくれるところを探しているとのこと。 期限まで間がないのか、 「なんとかお願いしたい」 と後が無さそうなご様子。 まったく思いがけないことでしたが、

      • 再生

        デイブ・ウェックルが叩く”Ya Gotta Try”

        胸がアツくなる動画。 「よくバディ・リッチの演奏を参考にしたもんだよ。もっとも彼は僕の倍のスピードでやっていたけどね」 左手で鮮やかなリバースフィンガーコントロールを見せながら教則ビデオの映像の中で彼は自嘲気味に笑っていました。 Ya Gotta Try。 バディ・リッチが率いた彼のビッグバンドの人気曲。 それをプレイする今や自らがレジェンドとなったデイブ・ウェックル。 演奏の向こうに若き日のデイブが見える。 特にエンディング。 まるでバディ・リッチのよう。 ジャズをプレイするドラマーは同じ場面でも少しニュアンスを変えてきます。 別のドラマーのプレイをそのまま叩くということは珍しい。 この場面を自分のフレーズにすることは当然出来たはず。 でもそうしなかった。 まるで自分の中のイメージと対話するようにプレイしています。 スターになる前の少年だったころのまなざしはいつも心の中にある。 何に惹かれるか。 それは単にテクニックだけではなく、その人を通して見える何かなんです。 私たちの心はつながっている。 スーパースターにもアイドルがいるんですね。