今月19日、北海道の山々では、早くも雪が降りました！！
先日、大雪山高原の温泉沼を歩き、一足お先に雪と紅葉を味わってきました♪

大雪高原は、その名の通り大雪山の麓にある高原。
もちろん、大雪の山々にも雪が降り積もっていた。



道中で見た雪降る山たち

ハイキング前日は、ぬかびら温泉に宿泊。
ここは道内でも特に寒い地域で、朝は起き抜けにヒーターを入れてしまったほど。

宿の朝ごはんをまったり食べてから、8時半ごろに大雪高原へ向けて出発した。

紅葉時期は、マイカー規制になる。高原近くに車を停めてから、シャトルバスで大雪高原へ向かう。舗装されていない道なので、バスがガタガタ揺れる…

バスは、20分ほどで大雪高原に到着。
この高原には、ナキウサギもいるという緑岳への登山口もある。
しかし、登山には、すでに冬山装備が必要とのこと…

今回の目的地、大雪高原沼は、標高もそこまで上がらないので、通常装備で。
 沼巡りは１周4時間程度だが、好きなところで折り返せる。

山道をしばらく歩くと、一つ目の沼、紅葉、そして雪…
水面に映る紅葉が美しい。まるで京都の庭園のようだと思った。
けれど、庭園の方がこの大自然の美しさを真似し、凝縮させたものなのだろう。

のんびりした場所なので、それぞれが自分のペースで山を楽しんでいる。
素敵な風景を写真に収める人、三世代で来ているファミリー、各方面からの外国の方。めいめいが、気に入った沼の前で、まったり時間を過ごしている。

黄葉したモミジ

積雪にもめげずに残っていたリンドウ

この夏は、自分にとってハードルの高い登山をした。
どれも達成感もあったし、登ってこそ見える景色があった。
だから、こんな風にゆっくり起きて、のんびり歩くのは久しぶりだった。
こういう登山の方が自分に合っているなと思う。

登りたい山や歩きたい道は、自分の精神状況と連動している気がしている。

自分のスタイルと行きたい山が重なると、楽しくて嬉しい。
だけど、そうじゃない山に向かう時は、変化を求めている。
見たことのない景色が見たいとか、今までとは違う風を感じたい、とか。
そういうものを五感で感じて、自分の心にそれを持ち込みたいのだと思う。
何とも言い表せない感情も、山に行くと、その輪郭がちょっとずつ浮かび上がってくる。

立ち寄りスポット　三国峠

上士幌 (ぬかびら温泉) から大雪への道すがらにある三国峠。
山の稜線が素敵。紅葉は、これから！

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