いつの頃からか、直感で本を買うことがなくなってしまった。

20代の頃は、「書籍代は気にしない」くらいの気持ちで気になった本はとりあえず購入することが多かった。それがいつの間にか、変わってしまっていた。

今住んでいる地域の図書館が充実していることもあり、最近は書店で良さそうな本と見つけると、

1. 図書館にあるかどうかチェック

2. なければメルカリで検索

3. Amazonでの評価を軽く確認

4. ポイント還元などお得な時期まで待つ
   （※そのうち忘れてしまうこともある)

というような、安く済み、かつ失敗を避けるような行動を優先するようになっている。

これはこれで、まあ仕方ないのかなと思う。

ただ、何度も読み返して内容までしっかりと覚えているような本は、たまたま見つけてピンときて買ったものが多い。そう考えると、節約と同時に何かを取り逃しているんじゃないかと思うこともある。

そんな中、最近気になる本を見つけた。

発行日は、ほんの１ヶ月ほど前。きっと図書館にもないだろうし、たまには直観を信じて購入しようと決めた。あえて口コミ等も見ずに、自分のアンテナに従うことにした。

まだ途中までしか読めていないけど、買って正解。
大切にしたいという、愛着が湧いてくる。

普段と少し違う行動を取り入れることも、たまには必要だと思った出来事だった。