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硬質化した思考を緩める魔法の言葉

「ま、いっか」

ポイントは投げやりに言うのではなく、全てを受け容れた上での「ま、いっか」である。

〇〇すべき とか、⬜︎⬜︎であるべき とか。
△△ねばならない とかとか。

物事の習熟度が上がってきたときや、自分にとってこだわりの強いものほど、意外と固定概念に縛られてしまうことがある。

正解のアプローチは1種類だけで、それ以外の方法であってはならない。自分の成功法則こそが唯一解のように感じてしまうとき、それは思考が硬質化している。

物事にこだわりを持って取り組むことはとても大事なことであるし、こだわりが持てるようになるほど思い入れを持つこともまた重要。

しかし、大抵のものごとには複数のアプローチがあるし、正解はいくつもあり得る。自分と異なる方法を採る人がいたとて、意外とたどり着く結果は似たようなものだったりする。

恐らく多くの人が、冷静にそのことを知っている。

だが、心に余裕がない時や、一生懸命になりすぎているような時に、自分の方法と異なる方法で行動する人がいると、違和感があったり、時としてフラストレーションを感じることもある。

そんなときこそ「ま、いっか」である。

「ま、いっか」そんな方法もアリかな。
「ま、いっか」自分は自分、他人は他人。
「ま、いっか」新しい方法を知るきっかけかな。

それまでの自分を否定するわけでも、新しいアプローチ(を用いる人)を否定するわけでもない。

ただあるがままに全肯定する魔法の言葉「ま、いっか」

心の底から言えるようになるには揺るぎない自分と、寛容な心が必要なのだけれど。
まずはカタチから。

「ま、いっか」と。

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