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ダメージを受け続ける前に気を付けたいこと。

自宅で子供との生活が始まり、生活リズムが根本的に変わってしまい、うまい時間の使い方を考え始めています。


さて、気が付けば10月も後半。あと2カ月と少しで今年も終わろうとしています。年末に向けて、どんどんと忙しく、慌ただしくなってくる方も多いのではないでしょうか。

そんな忙しい時ほど、想定外のトラブルに見舞われてしまうということも、珍しい話ではありません。
繁忙期を迎えているのに、チームメンバーが突然退職してしまったり、コロナやインフルなど体調不良で離脱してしまったり、そんなこんなで自分のところにしわ寄せが回ってきたり。
仕方がない状況とはいえ、タスクを抱え込んでしまった結果、プライベートな時間が犠牲になってしまったり、不の連鎖にはまり込んでしまった・・・。

そんなとき、ついつい「なんでこのタイミングで自分ばっかりこんな目に・・・」とネガティブな気持ちになってしまうかもしれません。


仕事をしていると誰しもが経験したことがあると思いますが、不思議と大変な状況というのは重なるものです。


そんな時に、どうすればよいのでしょうか。
辛い、嫌だ、、、そんなネガティブな気持ちでいると、ただただ大変な渦に飲み込まれていってしまいます。

そうならないために、どんな物事でも、悪い面と良い面の両方があると思って、別の見方が出来ないか視点を変える気持ちを持ってみましょう。

例えば、
職場の先輩が体調不良で長期休暇となったときに、代わりに役割を任されたとしたら、責任は重いし大変だけれど、新しい経験を積むチャンスと捉えることも出来ます。

或いは、チーム全体が大変な状況になってしまったら、連携や結束力を高めるきっかけだと捉えることも出来ます。

忙しい状況だからこそ、優先順位の付け方が上手になったり、タスクを効率的に処理する方法に気が付いたりすることもあります。


もちろん、認識の仕方を変えたからといって、状況がすぐに変わるわけではありません。
ただ忙しくて時間がないという状況は同じであっても、それをただの苦痛な時間で終わらせてしまうのか、自分の糧と出来るのかは、実は自分の捉え方一つで大きく変える余地があることを知っておくと、いたずらにダメージばかりを蓄積することなく、大変な状況を乗り越えられるようになるかもしれません。


余談ですが、
新卒の頃に小さな小さなベンチャー企業で働いていたとき、2度ほど倒産のピンチがありました。社長が朝礼で「来月融資が降りなければ解散です」と言った日のことを今でも覚えているくらいです。

そんな時に明るい経理の社員が「ではみなさん、今日から社名を株式会社ピンチはチャンスに変更です」と言いながら、手を掲げてピンチはチャーンス!と自分を鼓舞していたのも懐かしい想い出です。

精神論と思われるかもしれませんが、物事の認識の仕方を変えるというのは、ストレスコーピング(ストレス対処力)の立派なスキルの一つです。
ぜひ、お試しください。

ピンチはチャーンス!

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