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人の顔色ばかり見てしまう性分だから意識すべきことなのかも

ふと


前向きに生きて行かなきゃ、とよく思うことがある。後ろ向きに歩いてしまっては横にそれてしまうからだけど、前に進むことに喜びや安心感があるからだと思う。現状維持したままの自分をメタ視すると焦ってしまい、自分を卑下する癖がある。自己肯定感は、前向きな行動から勝手に生産されるものだと痛感する。そんな慢心は時々削ぎ落とす必要がある。大抵は、やらかした後に勝手に自己肯定感はふりだしに戻るけど。

前を向いていると、前のことが次第に見えてくる。道の前にはいろんな人がいて、そこには過去の人もいる。(きっと未来の人もいるかも)そして本当にいろんなことをしている。自分で決めた一旦のゴールでさえ遥か遠くなのに、その先を見たこともないスピードで駆け抜けていく人が山のように見える。そのような人たちを、僕は大変尊敬せずにはいられない。

遠くのことばかりを見ていると、足元がわからなくなって、昨日から何も進んでいないんだと錯覚してしまい、嫌になって地べたに座って地面をなぞるか、後ろを向いてしまう。そして進むことからも遠ざかる。その間は道からは遠ざかることになるけれど、その道草は意外にも足腰を育ててくれたり、違う道を示してくれたりする。だから道草を食べている間は自分のことを卑下して痛めつけがちだけど、本当はその時間を大事にしたいと思っている。

そしてそんな日常に飽きると、また道に戻ってくることができる。今度はどうやって前を向こうか。どうやって進もうか。最近では時間もあるから、ゆっくり道草を食べながら前だけは見ている。視界は前だけを捉えていないこともあるけど、少なくとも前は見えていると思う。たぶん。

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