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プロテインサプリメントと腸

プロテインサプリメントの摂取が、腸内細菌にもたらす影響についての研究結果。

①8種類の腸内細菌が減少した
②バクロテロイデーテス(短鎖脂肪酸の生成に関与)が増加

まず①から
腸内細菌の種類が減少することで、細菌叢の多様性が低下する。
これを何とかしたいのなら、食物繊維をしっかり摂取することが大切だと言われている。

次に②の結果について
先述したバクロテロイデーテスが増加することは”いいこと”とされている。
炭水化物の消化を助け、炭水化物が脂肪に変換されるのを抑制する。
つまりこのお方が減少すると太りやすくなるといえる。
またこのバクロテロイさんは、短鎖脂肪酸の生成にも関与する。
そして短鎖脂肪酸は「GPR43」という脂肪酸受容体を活性化する。
「GPR43」様は、体脂肪の蓄積を抑制し、肥満を防ぐ機能を持っていることがわかっている。具体的には、筋肉や肝臓では働かず、脂肪組織のみにおいてインスリン感受性を下げる。脂肪組織にてインスリン感受性を下げるということは、脂肪組織に栄養が行かないということ。つまり体脂肪が増えにくいということになる。

②をまとめると…
バクロテロイデーテスが減少→少なからず短鎖脂肪酸の生成量が減る→「GPR43」があまり活性化できなくなる→脂肪組織に栄養が行きやすくなる→体脂肪が増える

お忙しい中最後までお読み頂き本当にありがとうございます。表現力もままならず、拙い文章ではありますが今後とも見守って頂けますと嬉しいです。ぜひまたお時間の許すときにお立ち寄り下さい!お待ちしております。