見出し画像

京都の巾着田? ー若宮八幡宮ー

毎年撮っていた彼岸花。
今年もお花の写真を撮りに行きましたが、猛暑の影響で季節のお花の咲き具合が良くない。彼岸花も同じじゃないかと今年は半ば諦めムードでいましたが、一枚も撮らないでシーズンを終えるのもなんだかなぁということで、去年モコモコの彼岸花群生を撮ることができた京都府八幡市にある若宮八幡宮に行ってみました。


去年訪れた奈良県明日香村の彼岸花は枯れているところもちらほら出ているとのことでしたが(明日香村の開花情報HPで確認)、ここ若宮八幡宮の彼岸花は元気そのもの。MKタクシーのHPでも、若宮八幡宮の見頃は今年は遅くて10月に入ってからとありました。これからしばし見ごろが続くのでしょうか。


2020年頃までは、彼岸花の名所として全くノーマークだったと言われる若宮八幡宮。どこにでもある集落の氏神様をお祀りする神社ですが、Instagram等で拡散された影響か、この時期になるとカメラを持った人達で賑わうようです。しかしながら、冒頭でも話したように猛暑の影響なのか昨年と比べてみても群生感は全くと言っていいほどなかったです。まばらに咲いている程度で、アングル等を工夫しながら何とか群生感を表現してみました。


とは言え、ある程度は咲いていたので、群生しているところじゃないと中々撮ることができない前ボケを入れた撮影もある程度できました。前に彼岸花を据えて、奥のやや背の高い彼岸花を狙う撮り方。残念なのは背景。灯籠の遥か後ろに工場があるのですが、その壁の青色が邪魔かな。


次は去年の様子の写真です。

去年の様子。訪問が遅かった頃もあり、やや枯れているものも混じっていました。背景が赤と緑にまとめることができるほど凄く群生していました。花の数は今年よりも遥かに多かったです。


いつも彼岸花を撮る場合は背高のっぽのものを狙うのですが、群生しているとこのように画像の下半分を真っ赤に染めることができます。


これも去年の写真。群生感が半端なかったので前景も背景も処理が楽。規模は雲泥の差ですが、埼玉県の巾着田と比較されるのはよく分かります。田んぼの畦道ではなくて、平地全面を真っ赤に染める場所は関西にはそんなにないかもしれませんね。奈良の葛城古道にある九品寺、ここも平たい所で群生していましたが、年々規模が小さくなっているらしく、今年は立入禁止になったとか。


来年こそ、去年のようなモコモコの姿を見たいですね。そして、チャンスがあれば数年ぶりに巾着田に行ってみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?