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東寺 河津桜と東寺塔頭観智院

今年の河津桜は京都の東寺。
河津桜を撮りに行くのは2年ぶりぐらいかも。一昨年は淀水路に行きましたが殆ど咲いておらず、おまけに雨だったのを覚えています。


東寺には不二桜が満開になる桜の季節と、紅葉狩りの季節にはよく訪れますが、この季節に訪れるのは初めてです。最近は梅林も整備されているようで、数週間後には梅林のライトアップが催されるのだとか。梅の木は少なめですが塔とのコラボが美しいです。


梅林の様子。紅梅と白梅。梅はほぼ満開。今回はこの梅林が目当てではなくて、塔の付近に咲いているらしい河津桜です。


塔のすぐ側には8分咲き程度の河津桜が咲いていました。桜の木の下では、やや早めのお花見を楽しむ人達がたくさんいました。中にはバズーカーのような望遠レンズを構えた人達もいましたが、彼らの狙いといえばあれです。


望遠レンズを構えている人達の狙いはメジロです。枝と枝をもの凄い速さで飛び交うメジロ。河津桜で見られるメジロだからサクジローですかね。ちなみに梅の木に飛び交うメジロはウメジローというそうです。


凛々しいサクジローの横顔。本当に動きが俊敏でなかなか捉える事ができません。高速連写しても限界が。読み込みが遅すぎる。


ウメジローやサクジローは何度か撮ったことがありますが、このように2羽一緒に撮る事ができたのは今回が初めてかもしれません!!かなり近くで寄り添っているように見えますね。いいものですね〜。


今年初めての桜撮影。本格的にシーズンが始まる前に撮り方を思い出さないといけませんね。桜を撮るときはプラス補正。


東寺にも塔頭寺院があるということ、今回初めて知りました。観智院は鎌倉時代に東寺の寺僧の住房だったらしく、今の建物は江戸時代のものだそうです。


椿か山茶花かよくわかりませんでしたが、蹲に綺麗な花が添えられていました。境内には蹲だけでなく鹿威しがあるものもありました。


いきなり現れた素敵な庭園。四方正面の庭というそうです。何とも美しいお庭。安土桃山時代に作庭されたのだそうです。どこから見ても美しいお庭。


四方正面の庭を反対側から撮ってみました。白梅も楽しむことができるお庭。各々の季節でどのように見えるのでしょうね。ちなみにお庭のみ撮影可能です。このお庭の左手には、剣豪宮本武蔵が描いた絵があります。なんでも、宮本武蔵が一乗寺下り松で吉岡一門との決闘を制した後、身の危険を案じてこのお寺に隠れていたのだとか。


北側にあったお庭。ここに鹿威しがありました。数年前に詩仙堂に行った時以来久々に見ました。

場所によっては梅の見頃は過ぎている模様。今は河津桜が見頃。となると、あと3週間ほどすればソメイヨシノの開花宣言、そしてお花見シーズン突入です。さて今年はどこでお花見しようか。そろそろ計画を立てないとですね。


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