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生成AI考察の記録

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生成AIのもたらすものを、可能な限り多角的に考えてみていきます。
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読書感想「ChatGPTは世界をどう変えるのか」

はじめに今回は読書感想文になります。 これからの生成AIを考える上で、たいへん勉強になる本でした。 以下に紙の本のリンクを貼っておきますが、kindle版もあります。 この本については、以下の記事でも紹介されていますので、 こちらも参考にしてみてください。 ここではどのような内容だったのか、 自分の視点から簡単に紹介できればと思います。 私のnoteを読んでくださったことのある方向けに、 この本を端的に説明しますと、 以下のnoteの、超パワーアップ版です。 私の場

「表現の自由」と「適切な規制」の関係を見つめ直す

コミックマーケットが近付いているからか、 生成物の販売は「表現の自由」なのかどうか、 それを規制するのは過度な「表現規制」に繋がるのではないか、 という議論をSNSで見かけるようになりました。 ただ、各々にとって都合よく解釈し、 便利に使われるだけな場面も見かけましたので、 (SNSはそういう場だと言えば、そうなのですが) この記事では今一度「表現の自由」とは何か、 規制、ルールとの関係性をどのように考えるかを、 見つめ直すキッカケになれば嬉しく思います。 最初に、この記

本当に未来に繋がる「AI」とは何かを考える

生成AIには問題もあるものの、自動運転や医療などの分野では、 今まで出来なかった革新的な良い結果をもたらすものなのではないか。 SNSなど見ていると、そう期待している人は多いのではないかと感じます。 今回はその点について、掘り下げていきたいと思います。 ・ 技術による日本の経済成長に期待する人 ・ 懸念はあるけどクリーンな学習なら使いたい人 ・ クリーンな学習でも問題が残ると考える人 ・ 国産でないことに国益の視点で懸念を覚える人 ・ 過度なDX化が導く社会像に懸念を覚え

企業が「生成AIを使わない理由」の考察

自分はどちらかといえばテクノロジー寄りの人間になると思うので、 ニュースツールはテック系のニュースを常に追える状態にしていますが、 生成AIの話題を見なかった日は無いと言って良いと思う昨今です。 それにも関わらず、使用を明言する企業は限定的であり、 孫さんが「日本よ目覚めよ」と呼びかけるくらい、 現実とニュースの温度感には乖離があります。 これはどういうことなのでしょうか? 自分自身、企業勤めをしている人間としての肌感として、 先に結論を書いてみると、その理由はシンプルだ