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卒業以来10年ぶりの同窓会に参加しました!

こんばんは、宍戸克成です。
2023年12月30日に母校である国立茨城工業高等専門学校電気電子システム工学科(現電気・電子系)の同窓会に参加しました!

20歳で卒業してから早いもので10年。
毎月のように会う友人もいれば数年ぶりに会う友人も。みんな状況が変わりとても面白い会でした。
同窓会の会話の中で「結婚や子育て」、「仕事・キャリア」について思うことがあったので記事にします。

結婚・子育て

今回の同窓会はクラス40人のうち16人が参加し、既婚者は6名、4名は結婚間近、既婚者の多くが子供を持つ家庭でした。私自身は独身のため、結婚生活や子育てのリアルについて友人たちに質問してみました。

結婚・子育ての実態

子供がいる友人に子育てのことをきくと、生まれたら落ち着くまでは3時間くらいに1回は起きるから対応が必要とか、子供の自我がすごくて大変だよとか、色々なエピソードを聞きました。子供って可愛いなーと思うエピソードもあれば、子育てって大変だなって思うエピソードもあったので紹介します。

  • 保育園や幼稚園に入ると子供の自我が芽生え始めること

  • 単身赴任の父は、土日に家に帰ると子育てを担当すること

  • 子供と一緒に居続けるのがつらいこと

私が一番驚いたのは子供とずっと一緒にいるのはつらいから、子供は保育園に預けて奥さんも働きに外に出ているという声をきいたことでした。私の母は専業主婦だったため、私が小さいときは常に一緒にいた記憶があります。自分自身の体験とのGAPが大きかったので驚きでした!

経済的な話題

子供を保育園に入れるのにかかる費用がどうやって決まるのか教えてもらいました。地域と自分自身の年収によって変わるみたいです、まじで知らなかった。私の地元ではおよそ5−7万円が相場みたい(後々調べると全国平均よりも高い…)。みんな口を揃えていっていたのは、「お金は貯まらない」。高専卒や大学・大学院を卒業して大手企業に勤めている友人が毎月キャッシュフローはマイナスで、ボーナスで元々の貯金に戻る。みんなわかるーって反応でした!

仕事・キャリア

今回の参加者のうち、大学院まで進んだ人は8名、高専を卒業して就職した人は8名で半々の内訳でした。多くの友人は大手企業に勤めており出世街道を突き進んでいる友人も多かったので嬉しかったです。大学院まで進んだ友人は、海外で研究者として活躍していたり、大手企業から転職をしてコンサルの会社で活躍している友人もいてとても刺激的でした。

出世街道の働き方(大手企業)

出世街道の働き方はハード、残業時間は三六協定ギリギリが当たり前。サビ残もすることもあるそうです。。。こんな働き方をいつまで続けられるのか?って思いながら働いている、平日は仕事に追われて時間がないという話も多かったです。
私は大手企業から転職したので、転職とか考えないのか問いかけるとみんな同じような回答が返ってきました、「もうこのポジションを変えるのが怖い」。私も転職の際は不安がいっぱいで、頑張って大手企業に入って安定した給与とポジションを手に入れたなと思っていたので気持ちは物凄くわかります。何故、私が動けたのか振り返ると、私と似たような境遇の方が先に行動して結果を出していたこと、そして自身の体験や経験を私に共有してくれたことだと思います。

シリコンバレーの研究者の働き方

家賃が50万円でエアコンは無し、スタバのコーヒーは700円、一風堂は2000〜3000円。めっちゃ物価が高い!日本に戻ってくると色々と安く感じていて、値札をみて買い物はしないと話していました。日本人が東南アジアにいって旅行をするときに感じる感覚に近いとのこと。

20代のうちにやっておくべきと思うこと

高専を卒業してから10年を振り返り、やって良かったことを紹介してこの記事を終えます。

  • お金や働き方の知識を入れておくこと

  • 将来必要なお金を考えること

  • 自分の現在の延長線上にいない人と会うこと

お金や働き方の知識を入れておくこと

今回の同窓会を通じて、生きていく上で特に重要だと思うのは「お金や働き方についての知識」を身に付けることだと感じました。実際に同窓会で話に上がった「子供が生まれたら貯金が難しいこと」や「仕事に追われてプライベートの時間が減少すること」は、資本主義の構造上決まっていることだと思うので、遅かれ早かれ表面化するものだと感じています。

例えば、会社員の給与は労働力の再生産コストで決まることが働き方の損益分岐点に書かれています。

そして会社で仕事に追われてるとプライベートの時間が減少することは、金持ち父さんのキャッシュフロークワドランに書かれています。

働く上で知っておきたい「お金や働き方の最低限のルール」について書かれている本を読めば、将来の自分のライフスタイルの設計に大いに役立つと思います。

将来必要なお金を考えること

将来必要なお金を考えておいたほうがよいと断言します。こんな事当たり前じゃん?と思う方もいらっしゃると思いますが、案外考えてない人も多い印象です。例えば、子育てと教育には以下に示す金額がかかると言われています。

子育てに必要な費用ってどのくらい?0歳~22歳までの合計金額とは

子供が生まれてから初めて分かる金額ではなく、おおよその金額感は調査機関によって計上されています。教育費の他にも老後に必要なお金のこと、医療費についても調べたらわかります。事前にわかるなら、事前準備できる。やっておいて損はしないです。

自分の現在の延長線上にいない人に会うこと

私のターニングポイントを振り返ると、必ず「自分の現在の延長線上にいない人からの影響」を受けていています。そのような人は、自分に新しい知識や可能性を見出してくれる存在だなと思います。
例えば、私が高専在学中に旧帝大を目指すきっかけを与えてくれた人は、クラスでビリから2番目の友人が、努力して変化する姿を見せてくれたからです。私が転職するきっかけを与えてくれた人は、大手企業から転職をして、大きく変化をして活躍する姿を見せてくれたからです。
このように、「自分の現在の延長線上にいない人に会うこと」で、自分に新しい知識や可能性を見出し、その方々と同じように努力することで同じように変化できる可能性があると思います。


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