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ワークショップとは人を繋ぎ、人の可能性を広げるもの
ポエム感あるけれど、自分の中で思っているワークショップのイメージを言葉にするとこうなりました。(ガンダムNTの上映が始まったので、それに影響されているところあります)
今年はいろんな意味でワークショップな一年でした。学んだり、実践したりと。「それ、今年のことだったっけ?」というくらい濃かったし、いろんな場でいろんな人たちと出会いました。そんな一年の締めくくりに「ワークショップとは」という内容で書いてみようと思います。
この記事は「ワークショップデザイン Advent Calendar 2018」の1日目です。
ワークショップって何?
ワークショップという言葉があります。ここ数年とくに様々なシーンで、数多く実施されているように思われます。
子ども向けから大人向け、また遊びからビジネスまで様々な幅、そして種類があるからこそ、ワークショップという言葉自体は耳にしたことがあって、なんとなくのイメージを持った人たちは多いのではないでしょうか。
けれども、そういった人たちが「ワークショップとは何か?」と聞かれた時にはどのように答えるのでしょうか。
私がワークショップに出会ったのは実務において、チームメンバーと「一緒に考える場」として実施されたものでした。何かしらの思考のフレームワークを用いて、チームメンバーと一緒に何かを考え、つくりあげることに楽しみを覚えたのは確かで、そこから実務を通じてワークショップを手探りで学びつつ、いつからか私自身も実践するようになってきました。
この時点では一人ではなく他の誰かと一緒に何かをつくりあげるということに価値を感じていたのかもしれません。
その後、実践を重ねるにあたって、色々なワークショップに参加するようになりました。そうした中でたまに感じる疑問、「何がワークショップで、何がワークショップでないのか?」
その疑問の答えを知りたいと思ったのが、あらためて学びを深めるようになったきっかけでした。
学びを深める中での出会い
ワークショップ、ファシリテーション。それらに関する書籍を読み漁ったものの、そのインプットされた情報と実践するイメージがリンクしない感があって、やはり参加しないとわからない、そう思い、私が接する業界とは別の業界のワークショップに参加するようになり、その中である時、何かしらの気づきがあって、先に繋がる扉を見つけた感がありました。
その気づきのきっかけは言語化されたワークショップの定義であったり、身体を通した体験であったり、そしてそういった場で知り合った人たちからと接する中で得られたものであったかもしれません。
そこで知り得た知見をもとにあらためて実践に取り組んでみましたが、ただ学ぶだけでは、ただ実践するだけではわからない。学びと実践、その二つを行き来しつつ、「参加者とともに考えること、学ぶこと」それが必要であることを理解しました。これは実践者としても、同じ参加者としても同じです。
ワークショップとは可能性を作り出す場
ワークショップは教える場でも教わる場でもない。ワークショップは共創・協創の場であり、それは人と人が創るものだと考えています。
またワークショップに決まった形はなく、あるのは可能性をもった場であるということ。その可能性は参加者を繋ぎ、参加者の思考を広げて、様々な可能性をも作り出していきます。
それは思い込みの枠を取り外し、自分の中に内在するものを解き放つことができるようになる場でもあるでしょう。
人と共に考えることの楽しさ、難しさに直面し、そういった場を通じて、様々なものが繋がることを実感すること。その繋がったものが自分の中にある何かをひらいてくれる。
そこに必要なのは、自己開示できる安心感があること、そしてそれを受け止める(許容)する場であること。その場をつくるのも実践者であり、参加者である人です。
ワークショップデザイン、そしてファシリテーションを実践する上で私はこのように考え、実践しています。
直近の実践の場としては、年内に以下の2つがありますので、よろしければご参加いただければと思います。
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