こんばんは。
北畑です。

今回は今ブレイクしている『ポケモンカード』について話します。
僕が小学校の時に流行った遊戯王カードとポケモンカード！
今は色々なYouTuberが紹介してたり、特にYouTuberヒカルさんは大のポケモン好きでよくポケカの動画を出しています。

今回ポケカが再ブレイクしてますが、
２０年以上前から販売されてたポケカについて調べてみたのでみなさんに紹介します。

ポケモンカードはいつから？

1996年に発売されました。
その時は僕もまだ小学生でカードゲームが流行ってる時でした。
遊戯王カードとポケモンカードを両方やってたのを記憶しています！！
今から振り返ると27年前！！！
とても長く愛されています！！

今では2019年に米国のTitleMaxが調べた、全世界のキャラクター「メディアミックス総収益ランキング」で、世界一位（約10兆円）を獲得しており、
あのミッキーマウスやくまのプーさん、ハローキティ、スターウォーズすら抑えて堂々のNO.1です！本当にすごいことです！！

そして現在もずっと人気が伸びています！ずっと成長し続けるためにしっかりとした戦略や施策があったと思われます。

成長し続けるための戦略や施策とは

①ポケカ公式YouTubeチャンネル開設！

一つ目としてYouTubeに「公式」として、力を入れはじめました。
2016年当時はまだYouTubeがこれからという時代で一般企業がYouTubeに進出する動きは、今ほど目立ってはなかったです。
「ポケモンカードって何？」という初心者からでもわかるような解説やエンタメを入れた動画なので誰もが視聴しやすいものになっています。

②「拡張パック」など導入し、新商品の発売サイクルを早める！

新しい「拡張パック」商品発表ペースを、
約3ヶ月毎から、1〜2ヶ月に一回には早めました。
強いカードがあると大会に勝ちやすいがそのカードを持っていると強いとなれば面白くないです。
新カードがどんどん発表し、変動する環境にすることで刺激を与えています。バトル勢にはとってもワクワクする、楽しい環境になります。
ただ新商品を出しすぎても売れないと、会社も店舗も在庫抱えてしまうことになるのでその難しさをリスクにチャレンジしたと思われます。

ポケカ初心者でも気軽にはじめられて、楽しく遊べる環境にするには、どうしたらいいのか？を考えた戦略だと思います。
世界中たくさんの顧客がいる中で、どんな人を「お客さん」として考えるかが大事です。ペルソナを大事にしてきたことがわかります。

③カードだけでなくポケモン好きへの市場を拡張

ポケモンカードにはライバルとして、遊戯王やマジック・ザ・ギャザリングのような、強いライバルがいます。その中で勝つのは至難の技。
遊戯王ならたくさんの遊戯王カードを購入するし、別ゲームへの乗り換えは起こりづらい業界です。
そこで、お客さんの定義を「ポケモンカードが好きな人」から「ポケモンが好きな人」に市場を広げました。
ポケモンは好きだけどポケモンカードは遊んだことない人に楽しんでもらえる方向に、戦略を切り替えたのではないかと思います。
ルールも改定し、サクッと短時間で遊べるようにしました。
またシンプルに値段の高さがあったのでそこをポケカは安価で提供しました。
さらにカードで「戦う」だけでなく、「集める」を着目しました。
コレクターや投資家などが「長期資産」としてカードを買い始めました。
初期のピカチュウの英語版限定カードが驚愕の6.7億円で落札されたとも言われており、ギネス記録に掲載されました。

最後に

ポケモン好きなファンに豊かな体験を届けようと思った時、
「ポケモンカードに何ができるのか？」を一つ一つの施策に対して真剣に考えてた結果が今の大人気だと思います。
僕が小学校の頃からポケモンが流行り、今1000種を超えたポケモンがいて本当にすごいです。開発チームのポケモン愛がとても伝わってきます。YouTubeなどのSNSを活用した話題作りも成功しています。

大事なことは、
・誰に届けたいのか？
・何を伝えたいのか？
・そのための施策は？

是非みなさんもお仕事に活かしてください。
それではまた！