好きな映画を勝手に語る ~幸福な食卓~
普通とは?家族とは?喪失感を乗り越えるには?
私が高校生の頃に見た映画の中で、特に印象に残った映画です。小説は『そして、バトンは渡された』などでお馴染みの瀬尾まいこさんによって書かれている作品です。
この映画の見どころはラストシーンのMr.Childrenのくるみが流れて、河川敷を歩き出すシーンにあります。最初にこのシーンを見た時は、何の感情だかわからない涙がツーっと流れました。この歌の歌詞にこのようなものがあります。
「出会いの数だけ別れは増える。それでも希望に胸は震える。」「どんなことが起こるんだろう?想像してみよう。」
流石は天下のミスチル、この歌の歌詞全てが言うまでもなく素晴らしいのですが、この一節に映画の伝えたいことが表れているなと感じました。
生きていると、それなりに色々あるものです。しかもほとんどその出来事全てが突然起きてしまいます。私も比較的平凡な生活で、平凡な人間なのでそのまま一生を終えるのかなと小さい頃は感じていましたが、大人になるにつれてさまざまな出来事が起こりました。新しい友達ができたり、恋をしたり、人に裏切られたり、新しい環境でうまくいかなかったり、避けようのない災難が起こったり、、、、
辛いこと8割、良いこと2割といったところでしょうか。人生は一筋縄ではいきませんね。そしてこれからも、また色々なことが起こるのでしょう。
それでも人生は進んでいくしかありません。
死ぬまで生活というものは続いていきます。生活というものこればかりは避けようがありません。どんなことがあろうとも続いていきます。
だからこそ、前を向きましょう。
ゆっくりでもいいんです。顔をあげて前を向きましょう。顔を上げればきっと身の周りには支えてくれる人がいるはずです。
一度挫折や喪失を経験した人にとっては、この映画は考え深いものになるのではないでしょうか。よかったら是非見てください。
いつも読んで頂き、ありがとうございます。
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