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こすぎの大学

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分かち合えないことを前提にする

2/9(金)のこすぎの大学は、3年前(2021年)、中原区役所主催「井戸端カイギ3.0」でご一緒した橋口亜希子さんが先生役。テーマは「武蔵小杉でそのママでいい」。発達障害のお子様に加えて、保護者も当事者という話。「親が変われば子どもが変わる」でなく、「親を支えれば子どもも変わる」という当事者だからこその重みのある言葉。 スライドはワークショップの問い。 橋口亜希子さんの話を聞いて そのままの自分でいる、 そのままの相手を受け止める には、どうすればいいでしょうか。 僕自

コミュニティ活動に参加した原体験と実現したい世界観

CRファクトリーさん主催「第2回相互研鑽ネットワークギャザリング」に参加。 アフターコロナでリアルイベントも再開し始めている中、改めて、自分がコミュニティに参加した原体験、現代社会における課題や問題、実現したい世界観を対話しました。 コミュニティに参加した原体験10周年を迎えたこすぎの大学。僕がこすぎの大学をスタートしたきっかけは、自分が住む街(武蔵小杉)に知人・友人が一人もいなくて虚無感を抱いたこと...。 こすぎの大学をスタートして多くの友人・仲間ができ、僕の武蔵小杉

こすぎの大学、10周年

2013年9月に開校した「こすぎの大学」。みなさんのご支援・ご協力のおかげで10周年を迎えることができました。ありがとうございます。 130回目となる10周年の節目の授業で初めて先生役をし、こすぎの大学の10年を振り返ると共に、僕自身がこすぎの大学を通じて変化したライフスタイル、コミュニティの価値をお話ししました。 こすぎの大学の10年を振り返る 毎月第2金曜日の夜に開催。毎月1回の開催でサザエさんや水戸黄門みたいにテンプレート(型)があることもあり、毎月毎月での変化には気

ASUBeTO 越境×共創=カタリスト

僕の学ぶことの意味を教えてくれた恩人であるJ-CAST 寺田佳子さんが立ち上げたサービス「ASUBeTO」(明日人)。本日よりサービスイン。そのブランドサイト「アスビト創造ラボ」にインタビュー掲載していただきました。このような機会を頂戴し、ありがとうございます。 魅力的な6名のインタビュー。ぜひ、ご覧ください。 本日の日経新聞にも一面広告が掲載されています。真紅のロゴが印象的。 越境×共創=カタリスト 岡本克彦 / サステナビリティカタリスト https://www.asu

こすぎの大学

ほぼ毎朝6:30に15分くらい考えるラジオ。 内容は、緩和ケア・暮らしの保健室・社会的処方・コトバとコミュニティ・生と死・・・・などなど。 今日のテーマは「こすぎの大学」 市民大学のひとつとして武蔵小杉で開催されている「こすぎの大学」。この活動を中心に、このまちの面白さについてお話しします。 ★社会的処方研究所オンラインコミュニティはこちら:https://camp-fire.jp/projects/view/77042 ※ラジオで話してほしいことがある方は、コメント欄に書き込みをお願いします。 ※ラジオのスポンサーを募集しています。ラジオの冒頭でスポンサーをご紹介します。noteのサポート機能からご支援いただき、メッセージでお名前と宣伝してほしいことをご記載してご応募ください。一口300円となります。よろしくお願いします。

こすぎの大学で得たノウハウを共有財(コモンズ)に【2021年度版】

僕が住まう街、武蔵小杉で2013年9月にスタートしたソーシャル系大学「こすぎの大学」。毎月第2金曜日にイベントを開催しながら培ってきた地域デザインのノウハウ。2016年から毎年更新しながらノウハウ集として公開しています。 「生活者視点の思考」と「自分たち事としての行動」全国にはソーシャル系大学が約80校あると言われています。 こすぎの大学を通じて市民が主体のコミュニティによる「生活者視点の思考(アイデア)」と「自分たち事としての行動」(アクション)によって地域課題が解決さ

コモンズは「規範」と「共有財」で構成される

NEC未来創造会議で探求しているコモンズ。NEC未来創造会議ではコモンズは「規範」と「共有財」で構成されると整理しています。 コミュニティ運営のノウハウをコモンズ化 こすぎの大学で培ってきたコミュニティ運営のノウハウをコモンズとして位置づけて2016年から公開中。昨年からは他コミュニティのノウハウも共有すべく、コモンズプロジェクトを立ち上げました。 上記のノウハウ集はコモンズの「共有財」に位置づけられますが、こすぎの大学から創出されるコモンズとは何だろう?と考えました。

「便利」という感覚に麻痺して違和感を抱くことを忘れないために

NEC未来創造会議で取り組んでいる「多世代共育」。人生100年時代、多世代が共生する未来社会。多世代が共生するからこそ大切になるのが学び合い。学び合うことでお互いの価値観を認め合いながら、大人たちは旧来の価値観に固執せず、健全にUnlearningしていく。学び合いとはLearningとUnlerning。 テクノロジーの進化と共に失ってしまった感覚 2020年度からスタートした東京女子学園さんでの授業。NEC未来創造会議で得た知見を高校生たちに伝えると同時に僕らが高校生

ROOM’s Circle by M Vol.3「岡本克彦さん/こすぎの大学」

ミラツクのメンバーシップ「ROOM」で展開する「ROOM’s Circle」。コミュニティ内外から素敵なゲストをお招きし、緩やかにお話を伺うオンラインの場です。テーマではなく人にフォーカスし、ゲストの魅力を通じてネットワークや繋がりを創造してきました。 ROOMメンバー主導で始まった新しい取り組みROOM’s Circle "by M"、第3回ゲストは岡本克彦さんです。 岡本克彦(こすぎの大学) 「公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。」NECに勤務し、ブランド戦略を

「誰も取り残さない社会」でなく、「誰もが未来社会に関与できる社会」を目指すようになりました

SDGsで掲げている「誰も取り残さない社会」(leave no one behind)。同意はするものの、心の底から共感できないムズムズ感がありました。そして、各種活動を通じて「誰も取り残さない社会」を「誰もが未来社会に関与できる社会」と解釈し、目指すようになりました。 「誰も取り残さない社会」への違和感 僕自身、SDGsに賛同して達成に向けて各種活動に取り組んでいますが、「誰も取り残さない社会」という言葉に同意はするものの、2つの理由で違和感がありました。 一つは、「

川崎の大人紹介#2 オカポンさん [後編]

川崎のまちをフィールドに活躍している大人にインタビューをする企画「川崎の大人紹介」。若者時代のお話や、活動のヒントを川崎の若者にお届けします! 第2回目は、武蔵小杉で活動していらっしゃる岡本克彦 (おかもと かつひこ)さんにお話をお聞きしました! 岡本さんは、武蔵小杉にオフィスがある企業で働きながら、「こすぎの大学」という広く・楽しく・学んで、つながる自由な学び舎コミュニティを運営されています。 前編はこちらから→https://note.com/kawa_lab_/n/n

川崎の大人紹介#2 オカポンさん [前編]

川崎のまちをフィールドに活躍している大人にインタビューをする企画「川崎の大人紹介」。若者時代のお話や、活動のヒントを川崎の若者にお届けします! 第2回目は、武蔵小杉で活動していらっしゃる岡本克彦 (おかもと かつひこ)さんにお話をお聞きしました! 岡本さんは、武蔵小杉にオフィスがある企業で働きながら、「こすぎの大学」という広く・楽しく・学んで、つながる自由な学び舎コミュニティを運営されています。 1. プロフィール (イラスト by はなちゃん) 2. 人生のお話(前

コミュニティ運営のノウハウをコモンズ(共有財)にしよう! 〜暗黙知から形式知、そして、共有知へ〜

CRファクトリーさんとこすぎの大学の共催による「コミュニティ運営のノウハウをコモンズ(共有財)にしよう! 〜暗黙知から形式知、そして、共有知へ〜」(全3回)が終了。こすぎの大学を企画運営する中で培ってきたノウハウを紹介した後に、参加者の方々が運営・参加するコミュニティのノウハウを共有してコモンズ(共有財)としてまとめました。 こすぎの大学で培ってきたノウハウとセミナー開催の目的2016年から公開しているこすぎの大学で培った地域デザイン活動のノウハウ。毎年少しずつ更新しながら

好奇心を止めないために

NEC未来創造会議の取り組み「次世代教育/多世代交流」として東京女子学園の高校2年生に授業提供しています。提供という表現は適切ではないかな...。お互いに学び合い。高校1年生向けの「未来想像(Imagination)」(全6回)、高校2年生向けの「未来創造(Creation)」(全6回)、合計12回の授業も残すところ2回という終盤に。 生徒たちに約30年後の2050年にありたい姿を想像・創造してもらっているのですが、今年から通っているビジネスサロン kudan houseで