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アメリカ人歌手 Morgan Wallenを知っているだろうか?



君はアメリカ人の歌手であるMorgan Wallen(モーガン ウォレン)を知っているだろうか?
きっと知っている人は少ないはずだ。僕もついこの間までこの歌手のことを知らなかったし、彼の名前も聞いたことがなかったんだから。

彼はアメリカで活躍する29歳の若い歌手なんだ。僕はある日iTunesのアメリカ内ランキングからMorganの音楽を見出したんだ。(僕はiTunesのサブスクリプションに月額580円をきちんと払って登録していて、iTunes内にある国別ランキングを見るのを日課としている)

聞いたことのない歌手名だったけど、アメリカのランキングにいくつか彼の楽曲がランクインしているものだからためしに聴いてみたんだ。
そしたらびっくりしたんだ。あまりに僕の好みだったから。
僕は気になって彼の音楽のジャンルを調べてみた。彼の楽曲はいわゆるカントリーミュージックに該当すると書いてあるネットの記事があった。あるいは彼はロックミュージシャンだとも。(僕は音楽が好きな割に音楽に疎いから彼の厳密なジャンルがわからない。でも彼はアメリカのある有名なロックフェスに参加している。)

僕が彼の音楽を聴いて、感じたのはまずアメリカ風の哀愁とノスタルジアなんだ。どういうことかというと、彼の音楽を聴くと僕は広大なアメリカの中の田舎を想起したんだ。
日本と違って、アメリカには乾燥とした広大な大地がある。そこにはまばらに点在する街や、果てしなく伸びる道路、広大な自然だとかがある。君もアメリカの何かの映画で見たことがあるだろう。例えばスティーヴンキング原作の「スタンドバイミー」みたいに。僕はそういう類いの郷愁を感じたんだ。
Morganの曲には、アメリカの都市の感じというよりも、田舎のノスタルジアが漂っている。それは田舎っぽく野暮であるという意味では決してなく、むしろそういうアメリカの田舎の雰囲気を洗練された都会の感性でもって歌い上げているイメージがあるんだ。
具体的には、Morganの「Chasin’ you」という楽曲だ。僕はこの曲を聴くと懐かしく、なぜか胸が切なくなったものだ。いつかのホームタウンや田舎、恋人なんかを思い出すんだ。
でもそのノスタルジアと哀愁は、極めてアメリカ的に表現されたものなんだ。だってアメリカで生まれた曲だし、アメリカの広大な大地や田舎がイメージされるんだもの。
だから、僕の懐かしさも僕の母国に注がれたものではなく、馴染みのないアメリカに注がれたものだった。
僕はMorganの歌を通して思ったよ。どんな曲であれ、曲にはやっぱりその曲が生まれた土地の雰囲気や背景が染み付くんだって。Morganの歌声やメロディーには僕が感じ取ったものが多分に投影されているんだと思った。

僕は生まれも育ちも日本の日本人だけど、
この曲を聴いてアメリカ的なノスタルジアに襲われたんだ。懐かしくて少し泣き出しそうになるくらいだったよ。それは、Morganの歌には懐かしさだけじゃなくて、人生の悲哀も含まれているからかもしれないけれど。。あとこの歌の主題はきっと別れた恋人に対する恋慕の思いだから、、

とにかく僕はそれからというものの、Morganの歌ばかりを聴いている。そしてその度にアメリカ的な郷愁を感じて、アメリカの田舎の風景が思い起こされるんだ。
僕はMorganの曲を聴きながら、アメリカの広大な大陸を放浪したい気分に駆られる。僕は例えばその郷愁に後を押されて、アメリカに行ったとする。そしてアメリカの田舎に行って、巨大な夕陽が大地に沈んでいく頃、僕はきっとMorganの歌を聴きながらこれから来る夜に怯えるのかもしれない。(田舎で僕はきっとはぐれて途方に暮れるているから…)

話が脱線してしまった。とにかくMorganは魅力的な歌手なんだ。でもMorganは日本でまだ馴染みがない。だけどそれが僕にとっては嬉しい。僕だけがひっそりと彼の音楽の美果を味わっている気がするから。

でもやっぱりは いい歌ばかりだから、誰かにぜひ聴いてみてほしいと思ったんだ。だから今回は紹介したんだ。それに彼の魅力的な歌は「Chasin’ you」だけじゃなくて、沢山あるから。
とりあえず「Chasin’ you」のリンクは記事の一番下に貼っておくね。

とにかく聴いてみて! 君が彼の音楽に少しでも興味を抱き始めているのならね。



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